おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
3LDKのマンションに4人暮らし(夫、私、長男(小3)、次男(年中))のわが家。
子ども部屋を作ったことによって、行き場をなくした私の洋服を収納する為に押入れを大改造した様子を前回お伝えしました。
過去の記事
・子どもが自分で片づけられる部屋づくり(前編):キーワードは「ここが僕の大好きな部屋!」
・子どもが自分で片づけられる部屋づくり(中編): 1・2・3ルールなら簡単!かけ声は「いち、に、さんっ!」
・子どもが自分で片づけられる部屋づくり(後編):思わず片づけてしまうトラップを仕掛ける?!
・押入れを憧れのウォークインクローゼットへ!取る・塗る・貼るで大変身!
押入れは元々布団を収納するスペースとして作られています。そこに洋服をしまう訳なのでやっぱり工夫が必要に。
押入れに収納することになった洋服たちをポジティブに迎え入れることができるように、また毎日の洋服選びから暮らし全体のクラスアップに繋がるように取り入れたアイデアをお伝えします!
まずは、照明。
中段を取ってみて改めて気づきましたが、押入れはちょっとした書斎スペースになるくらいの広さがあります。わが家の和室は明るいリビングの隣なので自然光でも過ごせますが、押入れの中は暗く、色を組み合わせる洋服のコーディネートには明るさが不十分でした。
襖も洋服の色の多さを隠すために取り外さないと決めたので、襖の裏の一番暗い部分にネジ2本で簡単に取り付けられるLED照明を取り付けました。
次は、フックです。
クローゼットに入ってすぐの壁に大きめのフックを3つ取り付けました。
ついつい置きっぱなしにしてしまうコートやストールの一時置き、着ていくジャケットが掛けてあったハンガーかけなど、乱れの原因となってしまう床置き防止のために簡単に「かける」だけの収納スペースを作りました。
きちんとしまうか置きっぱなし、0か100の両極しかなければ、たとえ片づけのプロでも、忙しい毎日のなか毎回元に戻すのは難しいです。20でも80でも中間地点の簡単収納を作ってあげると、大きく乱れることもなく、心にもゆとりができます。
そして、次は色相環のフレーム。
今は少し休憩中ですが、色を仕事に活かせないかと以前から学び始めました。毎日の洋服のコーディネートにも活かしながら学びを深めていきたいと思っているので、仲間から教えてもらい、私もクローゼットに色相環を飾ることにしました。テープで貼るだけでも良かったのですが、せっかく素敵なクローゼットになったので、フレームにいれインテリアとしても飾っています。
使い勝手も見た目もお気に入りのクローゼットができ、場所もリビング横という好位置になったことで、片づけやコーディネートの時間が短縮されました。最初は苦肉の策で出た押入れクローゼットのアイデアでしたが、元のクローゼットよりも断然使いやすいです。そして、その生み出された時間で、今度は色を楽しみながら自分自身がステップアップできればいいなと思っています。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てればうれしいです。
ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ:おかたづけのじかん