おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
夏休みも中盤、溶けるような暑い毎日に、ちょっと一息、自宅で休憩の日も必要ですね。そして、そんな休憩の日は、今月の片づけ収納ドットコムの特集「リユース」を子どもと一緒に体験してみませんか?
今回は夏休み真っ只中ということで、東京都大田区在住のリユースオーガナイザーインストラクター田中美香さんが体験したおもちゃのヤフオクをご紹介します!
■きっかけは戦隊ヒーローものの卒業!
現在は小学3年生の田中さんの長男。1年生になったころ、それまで大好きだった戦隊シリーズをあっさりと卒業したそうです。
卒業したのはいいけれど、クリスマス・誕生日と少しずつ集めていたおもちゃを前にして、田中さんは「オークションに出してみない?」と聞いてみました。すると、長男くんは「オークションって何?」と興味津々。
「自分にとって必要なくなった物でも、だれか必要な人に売ることができるんだよ」という説明にも納得し、初めてオークションに挑戦することになりました。
■第一目的は“物を減らす”でした
購入したときに“要らなくなったときは売る”という考えがなかったので、当然、箱は処分してしまい、箱なしの状態。
ヤフオクに出品すると決めてからも、高く売ることが目的ではなく、物を減らすことが目的だったので、メインのおもちゃと付属品をセットにして、定価の5分の1以下の価格でスタートしたそうです。
しかし予想に反して入札がどんどん入り、最終落札価格は付属品をつけたとはいえメインのおもちゃの定価8500円を超え、10500円!
これには田中さん本人もびっくりし、長男も大喜びしたそう。
■少しの手間で得られるものはお金とそれ以上のもの
確かにヤフオクなどのオークションは手間がかかります。同じ売るにしてもリサイクルショップの方が持っていくだけなので、簡単に手放せます。
でも、少しの手間はかかっても、「高値で売れるかもしれない、というのがオークションにはまる理由の1つ」と田中さんは言います。
さらに、今まで「使わなくなったものは捨てる」という選択肢しか知らなかった長男が、「自分にとって不要になった物でも必要としてくれたり、お金を出して買ってくれる人がいる」ということを知ったことで、今まで以上に物を大切にするようになったそうです。
その体験こそが、お金以上の“価値”かもしれませんね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
リユースオーガナイザーインストラクター 田中美香
ブログ:旅オーガナイザー田中美香/Makana
写真:田中美香(2,3枚目)、中村佳子(1枚目)
編集:中村佳子