おはようございます。
ライフオーガナイザーのさいとう きいです。
突然ですが、みなさんのバッグの中身は片づいていますか? お財布、鍵、ハンカチなど、必要なものを、必要なときに、サッと取り出すことはできますか?
イベントの準備のため、たくさんのライフオーガナイザーたちにバッグの中身を見せてもらって、改めて実感しました。どうやら、私のバッグの中身は片づいていないようです(汗)。それで最近、気になりはじめたのが「バッグインバッグ」。
エディターの中村さんも大絶賛しています:
・初心者にもおすすめ! バッグの中は自立するバッグインバッグで快適に
今回は、広島県福山市在住のライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザー、橋本裕子さんに、バッグインバッグの選び方についてお話を伺いました。
■ バッグインバッグに求める3つの条件とは?
クタッとした、大きめのバッグがお好きだという橋本さん。けれども、バッグの中で小さなものが行方不明になるのが悩みでした。
機能性を重視して、ポケットのたくさんついたバッグを選んではいたものの、バッグによって収納ポケットの位置や大きさが違います。日によってバッグを持ち替えると、どこになにを入れたか忘れてしまったり、大きすぎるポケットからものを取り出しづらかったり。
そんな扱いづらさを解消するため、橋本さんは次の3つの条件をクリアするバッグインバッグを使ってみることにしました。
1)見渡しやすく、取り出しやすいポケット付き
2)バッグの中で自立する、しっかりした生地
3)バッグの中でもたつかない、長財布がピッタリ入るサイズ
使ってみた感想は「本当に便利!」。橋本さんにとっては、ポケットがたくさんついているバッグよりもバッグインバッグを使うほうが向いていたようです。
バッグの中から必要なものを、必要なときに、サッと取り出せるようになったうえ、バッグを持ち替えるときはバッグインバッグごと中身を移動するだけ。お出かけの準備がスムーズになりました。
おまけに、「バッグ本体に機能性を求めることなく、気に入ったデザインのものを選べるようになったから、バッグ選びの楽しみも広がったんですよ」というから、いいこと尽くめですね。
■ 使ってみてわかった!譲れない4つめの条件
橋本さんが使っているバッグインバッグ(写真、中央の黒いバッグ)は、現在“二代目”。バッグ(写真、一番上)の中には、バッグインバッグのほか、手帳とカードホルダー、ハンカチなどを入れています。
バッグインバッグの中には、(中段左から時計回りに)長財布、名刺入れ、ネームホルダー、アロマオイル、ボールペン、メモ帳、車の免許証ケース、ポケットティッシュケース、スマートフォンを。
数年間“先代”のバッグインバッグを使ってみて、橋本さんは収納ポケットの大きさも扱いやすさを左右する要素のひとつだと気づいたそう。そのため “二代目”を選ぶときは、先の3つの条件に、
4)中に入れたものがちょっと頭を出しているくらいの、収納ポケットの浅さ
も加えました。バッグの中を覗いたとき、どこに何が入っているかひと目でわかるため、必要なものが取り出しやすく、戻しやすいそうですよ。
■ バッグインバッグで変わった“バッグの扱い方”
バッグインバッグを使いはじめてから、橋本さんの“バッグの扱い方”も変わったといいます。
「出かける前に大急ぎで中身を詰め替えたり、外出先で焦って中身をゴソゴソしたりすると、どうしてもバッグの扱いが雑になってしまいますよね。でも、バッグインバッグを使うようになって、慌ててバッグを扱うことがなくなったんです。バッグをていねいに扱う気持ちの余裕が生まれたことが、私にとってはいちばんの収穫でした」
バッグの中身が片づいておらず、忘れ物やゴソゴソの多い私……。橋本さんのしっかりとしたもの選びの基準を参考に、私も自分に合ったバッグインバッグを探してみたくなりました!
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 橋本裕子
ブログ: 暮らしのはこ ~思考と空間のお片づけ~
参考記事:
・二代目バッグインバッグ
・バッグの中身
※記事は2014〜2015年当時の内容です。
編集: さいとう きい