おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築真未です。
今月のテーマとしてお届けしてきた「手帳の選び方、使い方」、今回は、人生で一度も手帳が続いたことのなかった私が、続けられるようになった極意をご紹介します。
■マンスリーは「できたこと」だけを記録!
手帳の何が苦手で続かないのかを考えてみると、いちばんの理由は「これをやろう!」と予定を書き込んでもそのとおりにいかず、できなかったことの記録ばかりが残っていくことでした。書き込んだ内容を変更したり、書き間違えて修正したり、その度に斜線や修正テープで汚れていくのも、見た目重視派には辛いものがありました。とはいえ、そこまで綺麗に書き込めない(ちなみに私の脳のタイプは右左タイプ(笑))。
そこで頭を切り替え、「できたこと」だけを記録することにしました。
特に子どもが小さかった頃は、予定はTo Doだらけでもできたのは1つだけ、なんて日もしょっちゅう。でも、できたことに目を向けると、「何もできなかった日」も「ゆっくり休めた日」に変わる。この「できたこと手帳」で、そう変えようと思いました。
書き方は、「できたこと」のカテゴリーのシールを貼って内容を書くだけ(ピンクは自分、ブルーは子ども、グリーンは家)。
これだけで苦手だった手帳を書くことが、ご褒美のような時間に変わりました。この方法は、子どものごほうびシールにヒントをもらいました(笑)。「できたこと」だけを記録すると、明日へのモチベーションもアップします。
■ 予定やタスクは付箋で管理。変更にもラクに対応できます
では予定やタスクはどう管理するのか?
私はタスク、家族の予定、やりたいことのほぼすべてを付箋に書き込んで、マンスリーに貼っています(日時の確定している行事などは直接書き込むことも)。
これなら予定が変わったり、計画どおり終えられなかったりしても、付箋を移動させるだけ。繰り返しの予定なら、そのつど書く手間もなくなって効率的です。予定やタスク管理はでき、できなかった残念な自分の証拠は残りません(笑)。
■期限のないタスク、やりたいことも付箋の一覧表で漏らしません
マンスリーに貼りにくい日時未定のタスクや、やりたいことは思いついたら忘れないうちに付箋に書いて、優先順位の高い順に透明下敷きを使った一覧表に貼っておきます。
一覧表は手帳に挟んでいつもセット。期限の曖昧なタスクも、マンスリーページと一覧表を見ながらこの日にこのタスクをしよう、今週中には終わらせたいからこの日から始めよう、などと全体を見ながら計画を立てられるので、とてもスムーズ!漏れも防げます。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー都築真未
ブログ:楽にシンプルで美しい家づくり
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