おはようございます。
ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザーのさいとう きいです。
そろそろ年末年始の旅行が気になりだす季節になりました。私は先日、ひと足早い(だいぶん早い?)休暇をもらって4泊6日の海外旅行へ出かけたばかりなので、年末年始は大人しく過ごす予定ですが……。
今回は、そのときの様子を振り返り、「忘れものが多い」「見えないと忘れる」タイプの私が、旅先で着る服を決める手順をご紹介します!
■1. 現地の最高・最低気温を調べる
とくに海外旅行の場合、自分の住んでいるエリアと行き先の天候がまったく違うことがよくあります。現地が暖かいのに厚手の衣類を持って行って着られなかったり、逆に寒くて衣類が足りなくなったりしないよう、まずは旅先の気温をチェック。
日本で雨が降っていないのに、現地で雨が降りそうな場合、私は「傘は現地調達!」と割り切っています。デザイン性の高い日本製の傘は、旅先によってはかなり目立つため、せっかく持って行ったのに「使いづらい」と感じることが、たびたびあったからです。
■2. 最初にコートとシューズを決める
旅先が秋冬シーズンなら、最初にコートを決めてしまいます。4泊6日程度であれば、持参するコートは1着が現実的。現地の気温に合わせた防寒性を備え、シワになりにくくコンパクトにまとまる素材で、どんなスタイルにも合わせやすいデザインのものがベストです。
次に決めるのはシューズ。きれい目のスタイルでも使えるシューズを1足と、たくさん歩く日のためにスニーカーを1足。スリッポンタイプのスニーカーなら、空港のセキュリティゲートや機内での脱ぎ履きもスムーズです。
■3. コーディネートを考える順番は?
コートとシューズを含めた旅先のコーディネートを考えるとき、私が最初に決めるのは行き帰りの日のスタイルです。
以前は「普通の服」で空港まで行って搭乗前にラフな服装に着替えていましたが、最近はラフな服装のまま(アクセサリーなどでごまかして)空港へ行っています。以前より荷物が減ったうえ、着替えなくていいから搭乗までのんびり過ごせるようになりました。
行き帰りのスタイルが決まったら、ボトスムを選びます。着回し力の高いアイテムなら、トップスを変えるだけで何パターンものコーディネートが考えられるため、最低限の数で大丈夫。あとは、旅先でのアクティビティに合わせて、トップスや小物を選んでいくだけ。
私は「忘れものが多い」「見えないと忘れる」タイプなので、旅行中のコーディネートをイラスト化して管理しています。ノートの上部に日付とその日のお出かけ先、その下にコーディネートを描き、下段に描いた順にアイテムをリストアップしていけば、持参すべき服が一目瞭然。着ない服を持っていかなくてすみます。
イラストを見ながら荷造りすることで忘れ物が防げるうえ、現地でコーディネートに迷うこともなくなりました。
おまけに、1週間分のコーディネートを考えておけば、2週間の旅なら同じコーディネートを2順、3週間なら3順すればいいだけなので、旅行期間が長くなっても荷物をコンパクトに抑えられるというメリットも。かれこれ20年以上、同じ手順で旅先で着る服を管理しているせいか、準備にかかる時間もかなり短くなったように思います。
片づけ収納ドットコムでは、今年の夏にも「旅行の準備と片づけ」をテーマに、ライフオーガナイザーたちがさまざまなアイデアを披露しました。旅行の前に、後に、ぜひチェックしてみてくださいね:
・旅行の準備と片づけ|片づけ収納ドットコム
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ライフオーガナイザー さいとう きい
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