おはようございます。
ライフオーガナイザーの長谷部敦子です。
片づけ収納ドットコム、11月のテーマは「イベントグッズの収納」。
たくさんのイベントがあるのはとても楽しいけれど、その都度グッズを揃えていては、管理がとても大変です。
今日は数多くあるイベントとどう付き合うか? 収納スペースから考えたイベントとの付き合い方をご紹介します。
■収納スペースが決まれば、付き合い方も決まる
子どもが生まれると、それまであまり関心がなかった季節のイベントを「楽しみたい!」という気持ちが大きくなりました。
とはいえ、収納スペースの少ないマンション住まいのわが家。欲求のままにイベントグッズを購入していては、すぐに収納に困ることは目に見えていました。そうなると、イベントを楽しむ気持ちより収納に対するイライラが勝りそうだと考え、“イベントグッズは押入れの天袋に入るだけ”と最初にルールを決めました。
そして、現在、わが家の天袋に入っているイベントグッズは、破魔矢・羽子板・お雛様・兜の4種類です。
ラインナップが純和風なのは、「日本古来の行事を大切にしたい」という気持ちと、「孫の成長を願って買ってあげたい」という親の気持ちを大切にしたいから。
収納スペースに限りがあるからこそ、「イベントを通して得たいものは何か?」「大切にしたいものは何か?」を立ち止まって、しっかりと考えることができます。
■最優先は見た目でも価格でもなく、外箱サイズ
「イベントグッズは天袋に入るだけ」というルールを死守するために、購入時の第一条件はもちろん、“天袋に入るサイズであること”。
天袋に入るサイズで、見た目・価格など他の条件をクリアするものが見つかるまで、時間をかけて探しました。
実は兜が買えたのは、息子が3歳になってから。「初節句に兜がないのは…」と妥協しそうになりましたが、一生大切にしたいから、条件を緩めずにいて良かった!と兜を見るたびに実感しています。
■ないものは“作って”楽しむ!
イベントグッズを持っていないからといって、ほかのイベントは楽しまないのかというと、決してそうではありません。
ないものは作ればいい! 特に子どもが小さいうちは、飾りを“見る”楽しみより、自分で“作る”楽しみの方が大きいもの。「何を作ろうか?」親子であれこれ相談する時間もまた楽しい時間です。
昨年は手取り足取り作っていたものが、今年は一人で上手にはさみを使えるようになっている。グッズ作りをとおして、子どもの成長を感じることもできます。
収納スペースという“制限”をイベントとの付き合い方そのものを考える“きっかけ”にすることで、メリハリのあるイベントの楽しみ方ができています。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 長谷部敦子
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