「ぱんつ(下着)と靴下、お箸にスリッパ」の捨て時と買い替え時は?立春に合わせて「衣・食・住」のモノの見直し

おはようございます。
ライフオーガナイザーの十熊美幸です。

昨日の2月4日は「立春」。二十四節気でいうところの「春の到来」。新しい年の始まりです。「新しい年に、新しいモノを」。お正月に新調したモノを使う方も多いかと思います。

わが家の場合は、年末年始の慌ただしい日を避け、「立春」に照準を合わせて、「衣・食・住」で使っている「モノ」を見直します。そして、「立春」当日から新調したものを使い始めるという習慣です。見直し、新調するモノは、「衣」は、ぱんつ(下着)と靴下、「食」はお箸、「住」はタオルとスリッパです。

「捨てる、買い替える」判断基準を決め、「見直しの日」を日程に組み込んでからは、ムダにたくさんあったモノの適正量が決まり、持ち過ぎない暮らしへと変わりました。今日は、ぱんつ(下着)と靴下、お箸とスリッパの「捨てる、買い替える」判断基準と手放し方をご紹介します。

タオルの見直しとその後については、過去記事でお伝えしています。
・長く使ううちにくたびれたタオル。新旧交代の替え時を決めていますか?

■実用的なモノの量は、「少ない」がちょうどいい

ぱんつと靴下…。毎日使うものだからこそ、「いつでも簡単に捨てられる」、「そのうち捨てよう」、と思いながら「タイミング」を逃し、引き出しからあふれそうになった経験はありませんか? 以前は、下着類の引出しも、靴下の引き出しも、古いもの(=部屋着用と捨て時のものも含む)と、新しいものが混在していて、外出用やお気に入りを探すのにひと苦労していました。

「ぱんつ(下着)と靴下、お箸にスリッパ」の捨て時と買い替え時は?立春に合わせて「衣・食・住」のモノの見直し
(写真左)洗面脱衣室の「部屋着と下着入れ」。(写真右)寝室の「外出着用」。

収納場所を外出着用と部屋着用に分け、見直しを繰り返すうちに、ぱんつは夫婦ともに6枚前後、外出用の靴下(=1軍)は20足前後に落ち着きました。下着や靴下は、私の中では実用的なモノ。消耗度の高い実用的なモノは、少ない数で回す方が管理も気持ちもラクになりました。

ストールは100枚近く持っているのに、ぱんつは6枚。極端すぎますが(笑)、気持ちを満たしてくれるものは多くてもよく、実用的なモノは少なく!が、私のモノの持ち方のようです。

「外出着と部屋着は分けて収納」する理由については、過去記事でお伝えしています。
・季節の変わり目は衣類の見直しのチャンス!」
ストールの管理の過去記事はコチラ
・「92枚もあるストール類を「使いこなして楽しむ」収納の3つのコツ

■モノは循環させて使いまわし、最後まで活かす!

ぱんつも靴下も、寿命は洗濯90回前後で、計算すると、約1年。「色があせてきた」、「生地が薄くなった」、「穴が開いてる!」と感じたら、ちょうど捨て時、買い替え時。

「ぱんつ(下着)と靴下、お箸にスリッパ」の捨て時と買い替え時は?立春に合わせて「衣・食・住」のモノの見直し

今回は、夫婦ともに、ぱんつは3/6枚を新調。靴下は、履きつぶした4足を新品3枚と交換しました。

処分の方法は、ぱんつは「捨てる!」。女性の下着は、元のカタチが分からないようにハサミでカットして、新聞紙で包んで捨てています。夫のぱんつは、玄関のタタキや外窓を拭いて処分。

ブラジャーは、「金具がついていて処分が難しい。面倒だから、捨てられない」という方も結構いらっしゃいます。「捨てる」という選択肢の他に、リサイクルを利用してもいいですよね。
下着メーカー「ワコール」が、ブラ・リサイクルをしています。
http://www.wacoal.jp/braeco/

そして、靴下は部屋着用へと「格下げ」でリユース。2軍の同じ数が、窓磨きや靴磨きのぞうきんへと格下げです。

■「使い方」と、「手入れのラクさ」優先で選ぶ

お箸は、口当たりや持った感覚で、「木の箸」と決めています。食事の内容で、塗り箸と竹のお箸を使い分けていて、各6膳ずつ。食器は、3食分まとめて食洗機で洗うため、選ぶ基準は、食洗機対応が最優先。塗り箸も竹箸も、食洗機対応ではありませんが、とても安いものなので、気にせず使っています。

「ぱんつ(下着)と靴下、お箸にスリッパ」の捨て時と買い替え時は?立春に合わせて「衣・食・住」のモノの見直し

お箸は、箸先の塗料の剥がれ、竹箸の反りが見え始めたら替え時。処分の仕方は、新聞紙などで包んで燃えるゴミの日に出しています。ご年配の方の中には、「箸を捨てるのは縁起が悪い」と気にされる方もいらっしゃいます。そんな方へは、8月4日の「箸供養」を教えて差し上げると喜ばれます。

■おもてなし用のスリッパは800円で!

わが家は、夫婦2人とも家の中でスリッパを履きません。玄関のベンチ下に待機しているスリッパ8足は、ゲスト用。以前は、合皮のスリッパを使用していたため、汚れを拭いたり、除菌・消臭スプレーをしたりとマメなお手入れが必要でした。

「ぱんつ(下着)と靴下、お箸にスリッパ」の捨て時と買い替え時は?立春に合わせて「衣・食・住」のモノの見直し

面倒な手間を手放すため、「洗濯もお手入れもしない!」前提で100円均一のスリッパに変えたら、まぁ、なんと楽なことか!(笑)。100円といえども、結構、丈夫で重宝しています。汚れが気になり始めたら、「現場用スリッパ」へと格下げして使っています。

日常使いのモノは、こだわりがない分、放っておくとずっと使い続け、溜まる傾向が…。

見直しの時期、処分の方法やモノの「流れ」を決めておくと、「どう使おうか」「どう使い切ろうか」とモノの経過を楽しむようになりました。「今」にちょうどいい量も見えてきます。

私のように、「なかなか捨てられない」という方は、「見直しのタイミング」を考えてみるのもいいかもしれませんね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 十熊美幸
ブログ:居心地のいい「暮らし家」デザイン~ekuracieいい暮らしへ~

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