おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。
今日は、滋賀県大津市在住のライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザーの中里裕子さんに、基礎化粧品の収納について伺いました。3人の男の子の母である中里さん。滋賀県を中心に、カラーや骨格の知識をいかしたクローゼットオーガナイズ、コンサル等の各種サービスの提供や、協会認定講座やオリジナル講座の開催をしていらっしゃいます。
記事・写真:中里裕子
編集:白石規子
■“基礎化粧品”はどこに収納していますか?
こんにちは。ライフオーガナイザー/クローゼットオーガナイザーの中里裕子です。
皆さんはどこでスキンケアをしていますか?
「洗顔後はできるだけ早く保湿をしたい!」ですよね。わたしがスキンケアをしているのは、洗面所。朝の洗顔後やお風呂から上がったら、すぐにケアできる、というのがその理由です。
「スキンケアは洗面所で」という方は意外と多いようで、お客様宅に伺うと洗面所の棚に化粧品のボトルが並んでいるのをよく見かけます。
■棚に収める?引き出しに収める?使いやすさは自分次第
以前、基礎化粧品は、洗面台についている鏡裏のスペースに並べて収納していました。
なぜなら、実家でも、“母がそこに化粧品を置いていたから”。基礎化粧品は、そういうふうに収めるのが普通だと思っていたようです。
けれど、鏡裏の収納は、スキンケアのたびに
1. 鏡を開ける
2. 化粧品を取り出す
3. 鏡を閉じる
4. スキンケアをする
5. ふたたび鏡を開ける
6. 化粧品を元に戻す
というたくさんのステップが。毎回、扉を開けたり閉めたりを繰り返すのが面倒になり、洗面台にボトルを放置することもしばしば。身長153cmと小柄なわたしには、“高い位置にあるものを、手を伸ばして取る”ことも、少しわずらわしく感じていました。
そこで思い切って“洗面台の引き出し”に、基礎化粧品を移動。
洗面台の引き出しは「家族のものを収める場所」と思い込んでいました。でも、引きだしの高さや大きさを考えると、「わたしにとって使いやすい場所なのでは?」と思ったのです。
実際に移動させてみると、驚くほどの使いやすさ! 上から化粧品のボトルがひと目で見え、引き出しを開けたまま出し入れができるので、洗面台にボトルを放置することもなくなりました。
■ 仕切りグッズを使って、さらに使いやすく
引き出し収納はそのままだとスペースが大きすぎて、化粧品がバラバラになってしまいます。仕切りを作ることで、収めるものをキッチリと分けられ、住所が明確になります。わたしはIKEAのプラスチック収納GODMORGONを使用。蓋が付いているので、コットン収納など、清潔が保てるのもお気に入りです。
引き出しを少し開けるだけでも使えるように、化粧品のボトルは引き出しの手前に収納。“右手にコットン、左手でボトルを持ち上げる”ので、右から左へと、ステップ順に並べています。
①コットン
②クレンジング
③化粧水・美容液・クリーム
④美容オイル
鏡裏のスペースに収めていたときと比べると、迷わず使うことができるようになり、元に戻しやすくなりました。
毎日、朝と晩の2回と意外に頻度の多いスキンケア。“洗顔後はすぐに保湿!”できるよう、ストレスなく、スムーズに使える収納場所と収めかたを考えてみてくださいね。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 中里裕子
ブログ : いそがしい40代女性が輝く暮らしづくり 自分スタイル整理術