春は銀行口座の見直しどき?! 自分に合った口座の選び方とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。

もうすぐ4月。お子さんの入園・入学や転勤など、何かと生活環境が変わる季節ですね。わが家は昨年、子どもたちが保育園に入園。行動範囲が180度変わり、利用する駅も、買い物をするお店も、すべてが変わりました。

その当時、わが家のメインバンクは自宅から自転車で5分とかからない距離にあったのですが、行動範囲外になってしまった銀行の、なんと遠く感じることか! そこで、これを機にメインバンクを見直すことにしました。今回は、わが家で実践した自分に合った銀行口座の選び方をご紹介します。

■ゆずれないポイントは“ついで”に行けるか

「メインバンクを変える」なんて、めんどうくさい! そう感じませんか? 私はその気持ちが強くて、なかなか行動に移せずにいました。だって、銀行に行くのは月に1~2度。「自転車ですぐに行ける距離なんだから、ちょっとがんばれば行けるよね」。

そんな風に自分を励ましながら数カ月。やっぱり、根っからのめんどくさがり屋の私には “わざわざ”行動範囲外に出向くことは、ハードルが高すぎました。

春は銀行口座の見直しどき?! 自分に合った口座の選び方とは?

自分がメインバンクにいちばんに求めることは、“ついで”に寄れる場所に支店・ATMがあることだと実感。メインバンクを変えるのはなんだかめんどうだけれど、一度やれば済むこと。「一度の手間で、これからの手間が省ける」、そう考えると、俄然やる気になれました。

■現状把握と進捗管理はふせんにお任せ

まずは、手持ちの銀行口座の確認からはじめました。

・手持ちの銀行口座の通帳を全部出す。
・その口座に入金があるもの、その口座から引き落とされるものをふせんに書いて、通帳に貼る
(通帳がない口座は大きなふせんを通帳代わりに)。

春は銀行口座の見直しどき?! 自分に合った口座の選び方とは?

出入金のチェックは通帳を過去1年分ササッと確認すれば、不定期の出入金もだいたい漏れなくチェックできます。

ふせんを通帳に貼ってわかりやすくしておくことで、クレジットカードの引落口座の変更など、必要な手続きの漏れを防ぐこともできます。変更できたものからふせんを移動すれば、手続きの進捗管理も簡単です。

■ストレスのない家計管理は口座の持ち方がキモ!

個々の口座の使い方がわかったら、口座間のお金の流れを図式化します。自分がわかればいいので、簡単に手書きでOK! 図式化することで、自分のさらなるストレスポイントが見えてきました。

春は銀行口座の見直しどき?! 自分に合った口座の選び方とは?

わが家の場合、銀行間のお金の移動が月に4回はあり、「覚えておくこと」「振り込む手間(インターネットバンキングを利用しているのですが、それでも!)」が負担になっていました。

そこで、“ついで”に寄れる場所に銀行があることにプラスして、「自動振込サービス」が無料(※一定条件あり)で利用できることをメインバンクの条件にしました。条件が具体的になったことで、すぐに該当する銀行を見つけることができ、口座開設までスムーズに進みました。

口座を複数持つということはそれだけ管理も繁雑になり、負担感も増します。不要になった口座(ふせんがなくなった口座)はやる気が残っているうちにしっかり解約まで済ませることで、スッキリ感もアップしました。

わざわざ出向くのが「めんどうくさい」から始まった銀行口座の見直し。おかげで、自分でも意識していなかった日頃のストレスまで手放すことができました。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 長谷部敦子

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