2つの箱がポイント!子どもに「宿題しなさい!」と怒らなくなる仕組みづくり

おはようございます。
ライフオーガナイザーの白石規子です。

いよいよ始まる新学年!
新しい毎日に胸をふくらませている子どもたちも多いのではないでしょうか?
気がかりなのは、毎日の『宿題』。「今日は宿題あるの?」「終わったの?」「忘れていないの?」と、気になることばかり! そんな心配を解決する“ある仕組み”を、兵庫県在住のライフオーガナイザー横田ちひろさんにご紹介いただきました。

2つの箱がポイント!子どもに「宿題しなさい!」と怒らなくなる仕組みづくり

記事・写真:横田ちひろ
編集:白石規子

 

ライフオーガナイザーの横田ちひろです。

新学年がスタートするこの季節。学校の宿題に“親子でやきもき”していませんか?
わが娘も、以前は学校から帰るとアッという間に遊びに出かけてしまい、夕方は疲れてクタクタ。寝る直前になって「宿題しなさい!」と怒るわたしとバトル! なんてことがしょっちゅうでしたが・・・。
“箱を使ったある仕組み”をつくったことで、バトルが解消されました!

■帰宅したら、宿題は『やろうねBOX』へ

まず、ドリルなどが入る大きさの箱を2つ用意します。わが家では、『やろうねBOX』『できたよBOX』という名前。

2つの箱がポイント!子どもに「宿題しなさい!」と怒らなくなる仕組みづくり

帰宅したらすぐに、その日の宿題を娘自身で『やろうねBOX』へ。『やろうねBOX』の宿題は、できた順に『できたよBOX』へ移動します。以前は、「今日の宿題は何?」と言うまで動かなかった娘。でも、この仕組みが習慣づいたおかげで、帰宅すると、進んでランドセルから宿題を取り出すようになりました。

■『やろうねBOX』で一日の宿題の量が見える!

『やろうねBOX』に宿題が入っていると、1日にやるべき量が一目で分かります。

2つの箱がポイント!子どもに「宿題しなさい!」と怒らなくなる仕組みづくり

友達に誘われて遊びに行っても、宿題がどれくらい残っているかを分かっているので、帰ってきてから残りを仕上げることをほぼ忘れなくなりました。

2つの箱がポイント!子どもに「宿題しなさい!」と怒らなくなる仕組みづくり

わたしも宿題が終わったかどうか確認できるので、「ちゃんと全部やったの?」と、ガミガミ問いただすことが激減!

■『できたよBOX』で宿題の忘れものはなし!

また、以前は“せっかく仕上げた宿題を机の上に置きっぱなしで学校に行く”なんてこともしょっちゅうだった娘。現在は、終わった宿題をすべて『できたよBOX』に置いておくので、まとめてランドセルに戻すことができます。

2つの箱がポイント!子どもに「宿題しなさい!」と怒らなくなる仕組みづくり

このBOXのおかげで、“宿題を忘れる”ことがなくなりました!

■『できたよBOX』に伝えたいメッセージを

『できたよBOX』には、「よくがんばりました」のメッセージを貼っています。

2つの箱がポイント!子どもに「宿題しなさい!」と怒らなくなる仕組みづくり

「こどもは宿題するのが当たり前!」と思っていたわたし。ですが、学校に行って帰ってくるだけでもヘトヘトなのに、その後まだ宿題をするなんて、グータラなわたしに比べたら、「子どもってエライ!」

目につくところに伝えたいメッセージがあるおかげで、わたし自身、宿題が終わった娘に「よくがんばったね。お疲れさま!」と、意識して声をかけてあげられるようになりました。娘もここに宿題を置くときに、「わたし、がんばってる!」と気づいてくれたらいいな、と思っています。

「宿題は親にやらされるんじゃなく、自分でやるものよ!」と言えば言うほど、へそを曲げていた娘。

ですが、わたしたち親子に合った「宿題しなさい!」と怒らない&怒られない仕組みをつくったことで、少しずつ、自分から「宿題やろう」と思えるようになったみたいです。

とはいえ、まだまだ声をかけないとできないときもあります。わたしも“仏のような母”にはほど遠いですが(笑)、ゆっくりと子どもの成長を見守っていきたいと思っています。

 

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ライフオーガナイザー 横田ちひろ
ブログ:親子を「はぐくむ」おうちの環境づくり~乳幼児・学童期の家庭環境保育~

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