おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
新学期が始まって、「バタバタして遅刻しそうになる…」、「今までの時間の使い方ではうまくいかない…」と感じている方はいませんか?
特に朝は、自分の着替えに子どもの着替え、朝食にメイク、洗濯…と分刻みで戦場のようになっている家も多いでしょう。そんなときにおすすめしたいのが、“家事の分割”です。
■朝干していた洗濯を2分割してみる
たとえば、洗濯。
7年前、長男が幼稚園に入園したころ、わが家に次男が生まれました。
すると、途端に朝のバタバタに拍車がかかりました。洗濯機を回しても以前なら出発前に干せていたモノが干せなくなり、干せないまま幼稚園に送り、帰ってから干す。
幼稚園に行っている間にゆっくり干せばいいかとも思いましたが、そうやってずれ込んでいくと冬は夕方までに洗濯物が乾かない…と悪循環。そもそも、ワーキングマザーの人は幼稚園に送ってから干すということが難しいですね。
そこで、「洗濯を干す」という行為を2分割することに。
■夜干してから朝出す“夜干し”スタイルでバタバタが解消!
洗濯機は夜入浴した後に回して、寝る前にリビング横の和室の鴨居に干します。
そのまま就寝し、朝起きたら鴨居に干していた洗濯物をリビングの向こう側のベランダ・物干しへ移動。朝は移動させるだけなので慣れると1分程度で完了です!
夜はTVを見ながら干したりとゆっくり“ながら”家事でできるので、思ったより負担はありませんでした。真夏は分割せず、夜の段階からベランダに干すことも多いです(マンション5階、山側のベランダです)。
朝の洗濯干しの時間が数分~10分なくなっただけで、朝のバタバタはかなり解消。ゆとりを持つことができるようになりました。
■“家事分割”が“家事分担”へと変わる軌跡?奇跡?
家事を分割するなんて非効率的で二度手間だと思えますが、あえて2つに分けることで、負担なく朝の家事の交通渋滞を緩和することができます。まさに、非効率から生まれた“ゆとり”。
しかも、夜の洗濯は時間的な効果だけでなく、冬でも必ず夕方にはすべてが乾き、冬の夜の部屋干しは加湿器がわり(笑)にもなるというメリットが。
さらに、時を経てワーキングマザーになった私に、〝夜の部屋干し担当“は主人が受け持ってくれるという嬉しい誤算も。起床後30分で家を出る主人に、朝の家事分担はありえないことなので、分割していて本当によかったです!
非効率に見えた“家事分割”が共働き世帯の“家事分担”の大きな一歩を担うこととなりました。
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ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん