おはようございます。
ライフオーガナイザー会田麻実子です。
もともと片づけが苦手だった私ですが、実は掃除はもっと苦手。なんとか自分で頑張ってきたものの、5年ほど前から年に一度プロに掃除を依頼するようになりました。今日はかつての私と同じように、「ハウスクリーニングに興味はあるけれど、依頼するハードルが高い」という方のために、プロに掃除を依頼するメリットとデメリットを考えてみました。
■ハウスクリーニングを利用するメリットは?
プロに依頼をするメリットはさまざまですが、いちばんはもちろん自分ではなかなかうまく掃除できない場所を、短時間でスッキリ掃除できることです。特にエアコンや換気扇、浴槽のエプロン内のように、パーツが多いものや、自分で細かく掃除するのが難しいスペースは効果絶大。ふだんちょこちょこ掃除しているスペースでも、プロの仕上げはまったく違います。スッキリピカピカ!
作業の合間や、掃除終了後に仕上がりの確認をする際に、掃除についてのアドバイスをもらえることも。これまで教えてもらったのは、風呂釜パネルの上手な取りつけ方、浴室のドアの掃除法、便座のパーツの外し方、換気扇のフィルター情報、オススメの掃除道具と多岐にわたります。毎年少しずつ新しい情報を得られるので、息切れすることなく、暮らしに取り入れられています。
前回の依頼の際に初めて知ったのは、魚焼きグリルの扉と受け皿を分解できること。「パチッと一カ所外すだけなんて!」と大きな衝撃を受けました。
※商品によって異なります。詳しくはお使いの商品の取扱説明書をチェックしてみてくださいね。
■ハウスクリーニングのデメリットは、お金と時間?
プロに掃除を依頼すれば、当然、一定の支出があります。これだけの効果があれば当然という気もしますが、そうは言っても少しでも支出を抑えたいと思うのが人情です。そこでオススメしたいのが、繁忙期を避けて依頼すること。
一般的には、大掃除シーズンの「年末年始」、引越しシーズンの「年度末」、エアコンクリーニングが忙しくなる「夏前」が繁忙期になるそうです。チラシなどをチェックしていると、同じ内容でも1カ月が違うだけで、価格が数千円違うなんてこともザラ。さらに、オフシーズンだと日程調整がしやすくなるだけでなく、複数名で来てくれて短時間で終わることもありますよ。
掃除のプロといってもどこでも同じクオリティではないため、安心できる依頼先を探そうとすると、かなりの時間がかかります。私も初めは自分で探して直接申し込みをしていましたが、選んだり比較したりするのに疲れてしまい、ここ数年はマンションの管理会社を通して依頼しています。
価格は直接依頼するよりも割高ですが、一定以上のレベルのプロを派遣してもらうための安心料と割り切っています。管理会社経由の業者さんはマンション内の他の住戸での経験があるため、各種設備について熟知されていることが多かったのは意外なメリットでした。
■エアコンクリーニングを依頼するなら今。その理由は?
ハウスクリーニングを頼むのは年末。そんなイメージがありますが、依頼するならどの時期がオススメなのでしょうか。
今回お世話になったプロに質問してみたところ、「繁忙期以外はどこでも問題ない」という回答でした。ただ、エアコンは「4〜6月」が特におすすめだそう。その理由はエアコンにホコリがたまっているとカビが発生しやすくなるから。繁忙期に入る梅雨前がベストとのことです。
なんとなくぜいたくな気がする、苦手な部分を見せるのが恥ずかしい。ハウスクリーニングは私にとって、ハードルがとても高いものでした。メリットもデメリットもあるけれど、勇気を出して依頼したことで、少しずつ掃除のコツを学ぶことになり、少しずつではありますが、掃除に対する「面倒くさい」という気持ちが解消されてきたように思います。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 会田麻実子
ブログ:小さく暮らす。