おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
収納グッズを買って帰ってきて、いざ目的の場所に収めようとすると「(サイズが合わず)グッズがスペースに入らない…」、なんて経験はありませんか?
今日はそんなときにぜひ試してほしい、間違いのない “測らない採寸法”をお伝えします! 用意するのはメジャーではなく、糸です。
■「面倒くさい」から生まれた“測らない”採寸
もちろん収納グッズを購入するときには、“スペースのサイズを測る”のは鉄則です。
でも、面倒くさいですよね(笑)。サイズを測るのも面倒だし、サイズを書き留めたメモを持っていくのを忘れたり、そもそもお店でメジャーをシャーッと伸ばすのは恥ずかしいという人だっていると思います。
だからといって、たとえ100円ショップのグッズであっても、適当に買って失敗を繰り返すのはお金も時間も資源もムダ。そこで、メジャーで測らなくてもスペースに収まるグッズが必ず買える採寸方法を考えました。
■大切なのは“○㎝”よりも“入るか入らないか”
たとえば、「食器棚の引き出しにカトラリーを分けて入れるためのケースを買いたいな」と探しているとき。まずはメジャーで測ることをやめます。
自宅で使用するための収納グッズ、大事なのは“○㎝”という単位ではなく、買ってきたグッズがスペースに「入るか入らないか」です。ということは、スペースと同じサイズのものを用意して、物差し代わりにすればいい。そこで、収めたいスペースの幅の長さに糸や紐などを切ります。
■持ち歩きやすいから、いつでもどこでも確認できる
この糸を常に財布に入れて持ち歩くことで、「この収納グッズ、ぴったりかも?」と思うグッズに出会ったとき、いつでも「スペースに入るか入らないか」を確認できるというわけです。
先ほどのカトラリーケースなら、店頭で「3つ並べて置きたいな。置けるかな?」とチェックしたいとき、ケースを3つ並べて財布に入れてある糸を当ててみる。糸の内側に3つが収まれば引き出しに3つ入る、収まっていなければ入らないとなります。
引き出しに限らず、大きなスペースに置く家具を探しているときでも、高さ・奥行きとチェックしたい場所の糸を用意するだけ。数が増えても、糸が1本増えるだけなので、財布の中でスペースを取ることもありません。糸の数が多くなったら、それぞれにマスキングテープで名札をつけておけばわかりやすいです。
これでメジャーを持ち歩く必要もなく、財布に入れっぱなしにできるので「メモをした紙を忘れてしまった!」という残念なこともなく、間違いのないグッズを買って帰ることができます。
「自分が必要としている情報は何なのか」をしっかり見極めて、すっきりと使いやすい空間を最短距離で手に入れてくださいね。
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ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん