おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
子どもが小さな間は子ども部屋を作らずに、リビング横の和室をキッズスペースに…という方も多いのではないでしょうか?
空間の配置としては理想的だけど、和の雰囲気とPOPなおもちゃの色がちぐはぐで、インテリア的に思い描いたキッズスペースになかなか近づかないことも。
そんなとき、少しの手間でガラリとイメージが変える方法があります。
■ 和室だけれど子どもがワクワクしそうなPOPな空間に
この写真は、2年前子ども部屋を作るまでキッズスペースとして使っていたわが家の和室です。自分でいうのもなんですが、おもちゃのカラフルがまったく悪目立ちしないPOPな空間。
「和室じゃないみたい」「和室ってことを忘れる」と当時はママ友だちにもよく言ってもらっていましたし、子どもたちもお気に入りの空間でした。
ポイントは「襖(ふすま)」。和室で存在感があり、取り外しができ、手が加えやすいものが襖だったのです。その襖に、イメージした空間に近い布をラッピングしました。
■布をクルッと巻いて、バチンと留めるだけ!
襖に布をラッピング?と思うかもしれませんが、実は簡単!
襖は取ってしまうと収納場所を探すのが大変なので、襖を常に開けた状態にし、手前の襖にだけ布を巻いていきます。
表側を布でくるむようにして、裏側にまわした布の4辺をすべてタッカーで数カ所、留めていくだけ。
タッカーとは、建築用ホッチキスとも呼ばれる、布などを針で固定する道具です。道具自体も文房具のステープラーよりも大きく、使う針も大きいです。よく椅子の張替えにも使われますね。
ピンときれいに張るために布にアイロンをあてることの方がめんどくさいと感じるくらい(笑)、留めるのは簡単にできます。
■イメージチェンジ以外にもメリットがいくつも
襖に布を巻くと開け閉めのしやすさが気になるところですが、大人ではほとんど気になりません。普通に開け閉めできます。
3歳くらいの力では、ときどき開け閉めしにくそうだけどできる、という具合。でも、ふだんは開けっ放しにしているので不都合はありませんでした。むしろ、押入れ右側は季節の家電など子どもに触ってほしくないものを収納していたので、もっと開け閉めしにくいくらいがちょうどいいのにと思っていました (笑)。
ペイントするでもなく、何か工事が必要なわけでもない。布を巻くだけでがらりと空間の印象が変わります。わが家の場合は、赤いテントと木の書かれた布で大きな空間をPOPに演出できたので、少々カラフルなおもちゃが散らかっても目立たなくなったというメリットも。
キッズスペースに限らず、お気に入りのファブリックを張ると大きな絵のように感じ、目に入るだけで毎日ご機嫌に過ごせるかもしれないですね。
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ライフオーガナイザー 中村佳子
ブログ: おかたづけのじかん