おはようございます。
ライフオーガナイザーの原田ひろみです。
折り戸タイプのクローゼットは、開けたときに扉2枚分の厚みでデッドスペースができ、引き出しケースが端まで置けなくて使いにくい!と感じたことはありませんか? この幅が約30cmの空間を、壁に穴をあけず、突っ張り棒やカラーボックスで有効活用する3つのアイディアをご紹介します。
■製作費324円!100均の突っ張り棒とS字フックでベルト収納
小さなアイテムだけど意外と収納に困るのがベルト。使いたいときにサッと取り出せるようにしておきたい小物の一つです。けれども、「クローゼットのハンガーパイプに掛けるとスペースをとるからもったいないなぁ…」と感じていました。
そこで、クローゼットの右端のデッドスペースを活用! ハンガーパイプに対して垂直に突っ張り棒を取りつけ、S字フックでベルトしまう場所をつくりました。色別したベルトを4つのS字フックに吊り下げています。
ハンガーパイプに掛けるより省スペースで、デッドスぺ―スの有効活用にもなります。突っ張り棒の取りつけ位置は、ハンガーパイプの上。ベルトの重みで突っ張り棒が下がらないようにひと工夫しています。
■リビングクローゼットはワイヤーラックでワンアクション収納
家族で共有するもの、普段よく使う備品、書類、ハンドタオル、バッグなど、さまざまなものをリビングクローゼットにまとめて管理しています。
その中でもちょっと買い物へ行くときに使うバッグ、小学校の保護者証、カーペットクリーナーなど、よく使うものはすぐに取り出せる状態にしたいので、引き出しにしまわず左端の壁面を活用しています。
衣類ハンガーとして使える床から天井で突っ張る「平安伸銅工業㈱ 突ぱり収納2段ハンガー スリム」にワイヤーラックを取りつけています。
デッドスペースになっていた場所が、扉を開けると片手でサッと出し入れできる収納スペースに変身!よく使うバッグをすぐに戻せる定位置ができ、あちこちに出しっぱなしになることがなくなりました。
■引き出しが置けないなら、スリムなカラーボックスでバッグ収納
「リビングに置きたいけど場所をとるから……」と悩んでいた主人のビジネスバッグ。
2種類のバッグを朝、スーツや靴の色に合わせて選んでいます。毎日のことだから2階に置くのはちょっと不便。そこで、リビングクローゼット左端のデッドスペースに幅20cmのスリムなカラーボックスを置きバッグを収納しています。
クローゼットを開けると折り戸部分がデッドスペースになり、引き出しが端まで置けず30cmほど空いていました。そのスペースにすっぽりおさまるサイズ。カラーボックスの奥行きが浅いことと高さに余裕を持たせたことでかばんの出し入れも不便なくスムーズに。
空いていたスペースには、以前はいろいろなモノを突っ込んでいた経験も…苦笑。今では有効活用でき、リビングに置きたいけど、出しっぱなしだと気になるバッグの定位置ができました。
どれもクローゼットの端にできるデッドスペースが、立派な収納スペースとして変化しました。壁に穴をあけたり、固定していないので取り外しも簡単!自由に変更ができるので安心です。穴をあけられない賃貸住宅でも活用できるかもしれませんね。
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ライフオーガナイザー 原田ひろみ
ブログ:楽しく!続く!スッキリゆとりある暮らし