保険書類は保管“すべき”と“したい”がわかれば怖くない!不安を減らす収納法

おはようございます。
ライフオーガナイザー/ファイナンシャルプランナーの長谷部敦子です。

保険は、もしものときに備えるもの。もしもが起こっていない時点では、保険書類はよくわからないし、かさばるし、邪魔な存在に感じてしまうのが正直なところです。そんな厄介者扱いされがちな保険書類。もしものときにストレスなく取り出すために、わが家でやっている収納方法をご紹介します。

■保険書類、保管すべきなのはこの3つ!

たとえば、クローゼットの場合、“絶対に置いておかないといけないもの”というものはありませんよね? 極端な話、下着だって自分が必要ないと感じれば、処分することだってOKなはずです。

保険書類が厄介なのは、自分が必要ないと感じても置いておくべき書類がある(そして、それがどれかがわからない)という点かもしれません。

保険書類は保管“すべき”と“したい”がわかれば怖くない!不安を減らす収納法

契約時にはたくさんの書類を受け取りますが、その中で「これだけは置いておいて!」と言いたい書類は、
・保険証券
・約款
・告知書控え
です。

この3つだけあれば、基本的にはOKです。
だけど、わが家の場合は、これにプラスして他の書類も保管しています。

■目的は?夫がもしものときに困らないため

わが家の場合、保険選びも書類の管理も私が担当しています。なので、私は加入内容を把握しているし、何かあっても、どこに問い合わせればいいかがわかっているので不安がありません。

そう、不安なのは夫です。
そこで、わが家の保険書類の収納方法は“もしものときに夫が探しやすい、わかりやすい、動きやすい”ことをゴールにしています。

・保険証券
・約款
・告知書控え

だけだと、「わかりやすい」「動きやすい」というゴールを満たすことができません。

そこで、
・保険一覧
・設計書
・ご契約内容のお知らせ
・保険代理店担当者の名刺

も保管しています。

「保険一覧」は以前片づけ収納ドットコムでもご紹介したものです。
>>>夫婦で安心! 保険の見直しや“もしも”のときにも役に立つ保険情報のまとめ方

夫婦で安心! 保険の見直しや“もしも”のときにも役に立つ情報のまとめ方

この一覧に記載している順番で関連書類をファイリングしています。

加入時に作ってもらう「設計書」は、保険証券よりも保険の内容がわかりやすく書かれている場合が多い。年に一度送られてくる「ご契約内容のお知らせ」は、保険の最新内容(途中で加入内容を変更している場合がある)がわかりやすい。

この2つは、夫が保険内容を理解しやすいように…という理由で置いています。

そして、何かわからないことがあったときに問い合わせ先がすぐにわかるように、保険代理店担当者の名刺もファイルに貼っています。

■2つの“もしも”に備えてファイルも2冊

わかりやすいようにとあれこれ置いておくとなると、当然、それだけ保管しておく書類が多くなります。

そこで、
・通常のもしものときに備えて
→ 保険一覧、保険証券、設計書、ご契約内容のお知らせ、保険代理店担当者名刺
・トラブルがあったときに備えて
→ 約款、告知書控え

とファイルを2つに分けています。
ファイルには夫へのメッセージつきです(笑)。

保険書類は保管“すべき”と“したい”がわかれば怖くない!不安を減らす収納法

「約款」や「告知書控え」は、めったにないとは思いますが、保険請求時に何かトラブルがった場合に参考にするかもしれないもの。
通常であれば、二度と見る必要のないものです。

「わからない」と思っているものが目の前にたくさんあると、それだけで混乱してしまいます。“必ず見るもの”と“見ることがあるかもしれないもの”とでファイルを分けて、少しでも情報量を減らすようにしています。

“もしものときに夫が探しやすい、わかりやすい、動きやすい”というゴールをまずは設定することで、わが家にとって必要な書類、わが家に合う収納方法を見つけることができました。

「何から始めればいいかわからない!」そんなときは、まずゴールを設定することから始めてみませんか?

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

ライフオーガナイザー 長谷部敦子

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