100均アイテムで作った「スカーフ」アイデア収納6つのメリット

おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

寒くなってきたこの季節、スカーフやストールの出番が増えてきました。中でも、ツルツルと滑る素材のスカーフは、たたんで引き出しに入れてもすぐに乱れてしまうことがありませんか? 広島在住のライフオーガナイザー井手本亜希さんはあるものを使ってスカーフの収納をしています。以前よりスカーフを楽しむようになったと言われる井手本さんの「アイデア満載!スカーフの収納」について教えてもらいました。

■省収納スペースなのに、出し入れは簡単

井手本さんの持っているスカーフは全部で28枚。寝室にある収納スペースの中の引き出しに収めています。

100均アイテムで作った「スカーフ」アイデア収納6つのメリット

「引き出しを開けるだけですべて見渡せるんですよ。シワになりにくいし、狭いわが家にはもってこいの方法なんです」井手本さん。

100均アイテムで作った「スカーフ」アイデア収納6つのメリット

引き出し奥に、ジッパー付き袋に入れて、立てて収納しているのが28枚のスカーフ。収納スペースは、なんと18cm。だけど、出し入れするのがちょっと難しそうに見えます。「出し入れ、簡単ですよ。指を入れて、少し倒すと、柄も確認できますし、台紙をいれているので、倒しても抜き取っても乱れることはありません(笑)」と、井手本さん。

なるほど!! ジッパー付き袋の中には、台紙が入っているので、袋もよれることなく簡単に出し入れができるのですね。台紙には、クリアホルダーを使っているのだそうですが、これがスカーフを巻きつけるのに最適なんだとか。しかも、「クリアホルダーを台紙にスカーフを巻きつけ、ジッパー付き袋に入れる方法」は、他にもたくさんのメリットがあるそうなのです。

100均アイテムで作った「スカーフ」アイデア収納6つのメリット

■「巻きつける+ジッパー付き袋」収納の6つのメリット

1.省スペース収納できる
→収納したときの厚みは平均的なスカーフで0.3cm、厚手のもの・長いものでも1cmなんだとか。
2.出し入れしても乱れない
→台紙が効果を発揮!よれないので、隙間に入れやすいのです。
3.シワになりにくい
→クリアホルダーに巻きつける際によれない工夫をしているので、崩れてたたみ直す必要がありません。
4.ホコリが気にならない
→袋にいれているので安心。
5.運びやすい
→スペースいらずのお手入れ簡単となれば、旅行にも持って行きやすい。
6.選びやすい
→すべてのスカーフを見渡せるので、コーディネートするときに選びやすい。

完璧(笑)ですね。では、「巻きつける?」とは、どうやっているのでしょうか? 実際に方法を教えてもらいました。

■クリアホルダーを使った巻きつける収納方法

1.下準備
準備するのは、「ジッパー付き袋」と「B5サイズのクリアホルダー」。どちらも100円ショップで買えるアイテムです。ジッパー付き袋のサイズは、縦28cm×横27cm。横幅がクリアホルダーの縦のサイズと同じ長さのものを使います。

100均アイテムで作った「スカーフ」アイデア収納6つのメリット

最初に、クリアホルダー縦の部分を5mmほどカット。収納するときに、スカーフを傷つけないように、角は丸くカットしておきます。

100均アイテムで作った「スカーフ」アイデア収納6つのメリット

この5mmのカットが、後の袋に入れる作業をラクにしてくれるのだとか。これで、準備完了。

2.巻きつける〜袋に入れる

①スカーフをクリアホルダーに収まる幅にたたみます。
②スカーフの端をクリアホルダーに挟み込みます。挟むことで、スカーフが固定され、ずれることなく巻くことができます。
③クリアホルダーをパタンパタンと倒す要領で、スカーフを巻きつけます
④巻き終わると、「わ」の部分が底にくるように、ジッパー付き袋に入れます。

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クリアホルダーを5mmカットする一手間は、ここでの「入れやすさ」を左右するのですね。
注意)反対向きで入れると、袋に入れるときにスカーフが滑り、巻きつけるものが外れやすくなります。
⑤空気を抜いて、ジッパーを閉じたら完成!!

巻き始めてここまで、わずか40秒。あっという間に袋の中に入っていくのをみると、私にも出来そう(笑)。しかも、クリアホルダーとジッパー付き袋のサイズ感が、ピタッとはまり、よれないのが嬉しいですね。

■「きちんと収納」より「気持ちよく使う」ための一時置き場

「たった40秒でも、使うたびに巻きつける収納方法をズボラな私でもできるのか..」、少し不安に思った私に、「私も帰宅後すぐにたたむとのは面倒ですよ~」「帰宅後は、シワを取るという目的も含め、寝室にある整理タンスの上に一時置きしています」井手本さん。

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使わなくなったお皿を「一時置き場」として使ってるのだそう。常にきちんと収納をすることより、「整えておくと気持ちよく使える」ことを考え、余裕があるときに収める作業をしているそうです。

スカーフを収納するときに気になることをアイデアで解決された井手本さん。「乱れないスカーフ収納」は、ストレスなくスカーフを楽しむことができているそうです(笑)。

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ライフオーガナイザー 井手本 亜希
ブログ:くらしをととのえる

編集:秋山陽子

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