もう置き場所に悩まない! 大切な人との思い出のものを“リメイクして使う”という選択


おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

使うことはないけど大切なもの。親友・家族からの贈りもの、思い出のあるもの、亡くなったご家族のもの……。みなさんは、どんな持ち方をされていますか?

「狭いアパート暮らしだと、スペースに限りがあるんです。使わないで保管してるだけだと、ときどき罪悪感のようなものを抱いてしまうことも……。そこで、形を変えて使ってみようと思ったんです」と話すのは、広島在住のライフオーガナイザーの井手本亜希さん

今日は、亡くなったご両親のものや思い出のものを、リメイク・リフォームして使うことにした3つのものをご紹介します。

■眠っていたネックレスはサンキャッチャーでよみがえる

実家を整理していたときに出てきた、小学生の頃に父が買ってくれたペンダントヘッド。手放しがたい、思い出の詰まったアクセサリーは、今の自分が身につけるにはキラキラし過ぎて引き出しに眠ったまま。亡くなった母が身につけていたネックレスと合わせて、サンキャッチャーにリメイクしてみました。

もう置き場所に悩まない! 大切な人との思い出のものを“リメイクして使う”という選択

それぞれのパーツをバラバラにして、テグスに通しながら「かしめ玉(つぶし玉)」と呼ばれるもので留めていくだけ。テグスは100円ショップ、かしめ玉は手芸用品店のアクセサリーパーツのコーナーで購入できるそう。

「あーっ!これ小学生のときに買ってもらったやつ! なつかしいねぇ」「このネックレス、ベネツィアの工房でお母さんが衝動買いしたんよねー。水色のワンピースによく合わせてたよね」。

もう置き場所に悩まない! 大切な人との思い出のものを“リメイクして使う”という選択

リビングの窓辺に下げていると、妹さんと一緒に懐かしい思い出が一気によみがえってきたそう。特に太陽の位置が低くなるこの時期は、朝から部屋の壁一面に虹色の水玉模様ができるそうです。素敵ですね~。想像しただけで、心まであったかくなります。

■母の着物はリメイク「日傘」で楽しむ

2つめは、お母様の着物。気に入った色や柄の着物や羽織を日傘にリメイクしてくれるお店に依頼してみたんだとか。

もう置き場所に悩まない! 大切な人との思い出のものを“リメイクして使う”という選択

色や柄の組み合わせの希望まで聞いていただき、仕立て直し。お母様の婚礼衣装も日傘に形を変えてみたのだそう。

「たくさんの着物を捨てたくない、でも着ないし……」「布が好きで、たくさん持ってる」と、お悩みのお客様に、私自身も何回か提案し、喜んでいただいたことがある日傘へのリメイク。他にも「捨てるしかないと思っていた帯だって靴箱に敷いてみると、開けるたびに嬉しくなるのよ〜」なんてアイデアも教えてもらいました。

そう、使える喜びは、思った以上に嬉しいものなのです。

■形見の服はリフォームして現役コートへ

3つめは、今は亡きお父様が入院中に、「何かいるものがあったら、持って帰っていいよ」と言われて、もらって帰ったコート。

「小柄な父でしたので、私にも着れるだろうと思ったのですが、やはり肩幅や袖丈、ベルトの位置などが合いませんでした」。ずっと手放せずに、クローゼットに入れたままだったそうです。

そこで、洋服のお直しのプロの友人に依頼し、井手本さん仕様に仕立て直してもらったんだとか。おかげで、今は、クローゼットから出入りすることが増え、しっかり着て楽しんでいるそうです。

もう置き場所に悩まない! 大切な人との思い出のものを“リメイクして使う”という選択

「思い出の品は存在するだけで心が温かくなる大切なものです。もちろん、そのまま引き出しにしまってときどき出して眺めるだけでもいいですが、こんなふうにちょっと形を変えてみるのも嬉しくなります」と、井手本さん。

大切な思い出のものを、使う視点でリメイク、リフォームするアイデア。目にする機会が増えると、心もほっこりしますね。

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2018年も残すところあと数時間。改めまして、今年も「片づけ収納ドットコム」をご愛読くださり、ありがとうございました。2019年も、みなさまの暮らしにゆとりの時間を生み出す、楽しい記事をご紹介してまいりますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね!

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ライフオーガナイザー 井手本亜希
Blog : くらしをととのえる
編集:秋山陽子