おはようございます。
ライフオーガナイザーの中村佳子です。
今年もあと2カ月を切り、年末の大掃除に向けてまずは“片づけ”を進めている方もいるのではないでしょうか? 今日はそんな方にぜひおすすめ! 大阪府堺市在住のライフオーガナイザー肥田有紀さんが自宅収納で駆使している“突っ張り棒・突っ張り棚”使いのテクニックをまとめてご紹介します!
シンプルな形だからこそさまざまな場所でさまざまな働きができるということがよく分かりますよ。
目次
■玄関では3本の突っ張り棒の合わせ技
まずは家に入っていちばん最初に目にする収納スペース、玄関の靴箱。
「靴が靴箱に入りきらない…」というお悩みは多いですが、4人家族の肥田家でも普通に使うと靴は入りきらないそう。
というわけで、突っ張り棒を2本使って棚のように1段増やし、スペースを増やす技や
エディター中村も活用中の1本だけを使って前後に靴を収納する技を駆使されています。
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合わせ技で収納力もかなりUPしますね。
■こまごましたアイテムが多いキッチンでは突っ張り棚が活躍!
キッチンで使われているのは突っ張り棚。
こちらはフライパン類を収納している引き出し。
深い引き出しの場合、空間の高さが余ることがあります。そういう場合はスペース奥の上部に突っ張り棚を付け収納スペースに。引き出しを出し入れしても当たることもなく、デッドスペースを活用できるアイデアです。ここにはスポンジなど軽いものを入れているそうです。
■凸凹した使いにくいクローゼットスペースにも突っ張り棚
続いてはクローゼット。
肥田家のクローゼットは、梁が出っ張っていて内部がフラットではなく、入れられるものが限られ、使いづらかったそうです。
そこで、ちょうど奥行が変わる位置に突っ張り棚を取り付けて、奥行の違う2つの収納スペースを作ったことで使いやすくなったそうです。
■実用だけでなく、突っ張り棒2本で飾り棚にも
見えないところの立役者的な役割が多いですが、インテリアにも活躍。
2本の突っ張り棒の上に布を巻いた板を置くと
トイレのタンク上の空いたスペースが飾り棚に変身!パッと見では、おしゃれとは無縁の突っ張り棒を使ってるようには見えませんね。
■立派な棚を買わなくても、突っ張り棚と突っ張り棒で空間活用
まだまだ続きますが、次は洗面所の洗濯機まわり。
よく洗濯機を囲むように置く収納棚を見かけますが、ほぼ同じ収納力を突っ張り棒2本と突っ張り棚で再現したのが肥田家の洗面所。
下段は突っ張り棒2本に斜めにカゴを乗せ脱衣カゴにし、上段は突っ張り棚でバケツなどの軽いものを収納しているそうです。
ちなみに、洗面台下の収納も空いた上部の空間に突っ張り棒3本を取り付け、お風呂場の靴やゴム手袋を収納する棚として使っているということです。
いかがでしたでしょうか?
たった一軒の家の中でも突っ張り棒10本と突っ張り棚3個で、6カ所のスペースの収納力がアップ!自宅の収納の伸びしろが、まだまだ見つかりそうですね。
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ライフオーガナイザー 肥田有紀
ブログ:feel days 〜子育て家族のお片づけの悩みを吹き飛ばし、おうちに心地いい風をお届けします〜
編集:中村佳子