おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
わが家は築35年の木造二階建です。7年前、娘の出産を機に引っ越してきました。昭和な佇まいと、しっかりした構造が気に入って購入したお家ですが、収納の仕様も昭和感が満載!使いにくい奥行き、開けにくい扉、ストレスだらけの収納をなんとか片づけしやすくできないかと模索中です。
今回は、“使いにくい靴箱”をオープンラックにかえ、出すのも戻すのも簡単な“丸見え収納”にした玄関をご紹介します。
■備えつけの靴箱が使いこなせなくて大苦戦!
玄関に備えつけられていた靴箱は、以前の住まい手さんが置いていったものでした。幅110cm、高さ100cmほどの靴箱。それほど靴をたくさん持っているわけではない私たち夫婦ですが、持っている靴が全然入らない(涙)、靴が玄関のたたきに出しっぱなしになることが悩みでした。
一年ほど試行錯誤しましたが、どうにも使いこなせず、この靴箱は手放すことにしたのです。
■全部並べるとゴチャゴチャ…、解決のために購入したものは?
「扉の開け閉めが面倒だな…」と感じていたので、オープンラックに靴を並べるだけの“丸見え収納”にすることにしました。
夫婦で持っている靴を数えてみると、
夫 革靴3足 スニーカー1足 サンダル3足
私 スニーカー3足 パンプス3足 サンダル3足 ショートブーツ1足 長靴1足
これをすべてオープンラックに並べてしまうと、さすがにゴチャゴチャ感が否めません。そこで、見た目をスッキリさせるために、厳選した靴だけ直接棚に並べることにして、使用頻度の低い靴はシューズボックスにしまうことにしました。
Amazonで“10個セット2299円”で購入したクラフトタイプのシューズボックスです。箱に入れることで目に入る情報量が減りスッキリします。
■小さな穴が意外にいい働きをしてくれるシューズボックス
中身が見えないタイプのシューズボックスなので、このままだと、中にどの靴が入っているかがわかりません。そこで、テプラを使ってラベリングをすることにしました。持っている靴が少ないので、イニシャルと靴の種類・色の情報だけですぐにわかります。
箱の真ん中に穴が空いているので、指を引っかけて引っ張り出すだけ。箱同士がピッタリくっついて並んでいても、ストレスなく取り出すことができます。
私たち夫婦は、しまい込むと靴の存在自体を忘れてしまうのですが、これであればすべて並んでいるので忘れることはありません。子どもの靴(小1・3歳)は別途カラーボックスに収め、こちらは完全なるオープン収納にしています。また、すべての靴にすぐに手が届くので、靴の出し入れに時間を割く必要がなくなり、ストレスのない靴箱になりました。
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一級建築士・ライフオーガナイザー 和田さや子
ブログ:子育て世代・共働き夫婦のための「片づけに悩まない家づくり」