おはようございます。
ライフオーガナイザーの佐藤美香です。
節分、バレンタイン、卒業・入学……。
春は季節の行事が続き、自宅に人が来ることや、お邪魔する機会も増えますね。
そんなときに、つい憂鬱になってしまうのが準備と後片づけ。頑張りすぎずに、もっと気軽に楽しんでみるのは、いかがですか?
■「しない」その1:慣習にとらわれない
季節行事というと決まりごとが多いですよね。節分、桃の節句、端午の節句、七夕など、食べるものが決まっていたりします。
たとえば、節分。節分と言えば「恵方巻」。その年の方角を向いて食べるという昔からの慣習を伝えるのは大事なことです。ですが、自宅で7種類の具を入れて作るのは、意外と大変です。
最近は、コンビニなどでも手軽に購入できますが、家族分と思うと意外と費用がかかります。また、わが家の場合は、次女に食物アレルギーがあり、幼い三女もまだ食べることのできないものがあり、家族が食べることのできる恵方巻を探すのも難しいです。
そこで、わが家では恵方巻きではなく、鬼と金棒に見立てた料理で楽しむことにしました。
作り方は、簡単。オムライスの材料をごはんと具材で別々に炒め、ケーキの型にごはん→具材→ごはんの順番に詰めたら、玉子とウィンナーで鬼の顔に飾りつけます。あとは、お隣に金棒に見立てた唐揚げを並べるだけ。
通常のオムライスを作るより、ずっと簡単にできる鬼ライス。わが家では、恵方巻より喜ばれました。
■「しない」その2:手作りにこだわらない
食べるものは、「作らなくては……」というプレッシャがあったりします。
たとえば、友チョコ。娘さんのいるご家庭では、大量にチョコを作るお手伝いで、グッタリしてしまうママも多いのでは? わが家も、毎年慌しい友チョコ作りをしていましたが、よくよく娘たちを見ていると、チョコを手作りしたいというよりは、トッピングをすることの方が重要なようでした。
そこで、子どもたちの気持ちを尊重しつつ、便利なものを取り入れて、手間を軽減させることにしました。
チョコ自体を手作りするのはやめて、市販のバームクーヘンなどと、レンジでチンすればOKのコーティング用のチョコレートを購入することにしました。好みのサイズに切ったバームクーヘン(マシュマロや果物でもOK)などを、チンした袋の中でコーティングできるので、後片づけもとても簡単です。
あとのトッピングは子どもたちにお任せできるので、大量の友チョコ作りも苦になりません。
■「しない」その3:気を遣いすぎない
入学・入園などお祝いのお食事会で義理の両親が自宅に来るときは、ちょっと豪華な食事でおもてなししたいもの。ですが、いつもより念入りなお掃除や、テーブルや椅子の移動に加え、お赤飯を炊くことや、たくさんの料理を用意するのは大変です。
こんなときは、お寿司ケーキで簡単に豪華に見せるのは、いかがですか?
手巻きずし用のお刺身などは彩りよくセットして販売されているので、少し切って散らせば鮮やかに見えます。
以前は張り切って準備していた季節行事ですが、疲れてしまって本番が楽しめないこともしばしば。相手にも伝わっていたかもしれません……。
それならば、やらないこと決め、その分できた時間で一緒に楽しみたいと思います。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 佐藤美香
ブログ:愛家