おはようございます。
ライフオーガナイザーの東風平美穂(こちんだみほ)です。
ロボット掃除機と言えば時短家事を叶えてくれる、憧れの家電。最近は「アイロボット」の「ルンバ」や「ダイソン」の「Dyson 360 Eye」、国内メーカーからもいろんな機種が出ていますね。
実家で使いこなせなかった、パナソニックのロボット掃除機「RULOルーロ(MC-RS200S)」を、不意に譲り受けたのですが、使ったことがなかったので失敗もたくさん。実際に使ってみたからこそわかった事実や、そこから学んだ活用のコツをお伝えします。
使い続けるうちに、期待していた以上の効果もあったんです。
■止まる!傷つく!壊れる!にはワケがある
取扱説明書を読まずに電源を入れるだけで、簡単に掃除を始めることができたのですが、使ってみるとなんだかうまくいかないことばかり。
掃除が完了せず、途中で止まっていたのは
・ダストボックスのごみが一杯のとき
・充電が不十分だったとき
・ラグマットなどの微妙な段差があったとき
・テーブルの下に椅子の脚がたくさんあり、出られなくなっていたとき
床に傷ができてしまったのは
・扇風機に乗り上げようとしていたとき(約2cmの段差は乗り上げ可能)
・テーブルの上に乗せていた椅子がひっくり返っていたとき
物がこわれたのは
・落ちていたおもちゃを巻き込んでいたとき
・バーチカルブラインドのボトムコードを巻き込んで、バランスウェイトを破損
トラブルが発生するたびに、それぞれの問題に対策を立てることになりました。
■活用するためにやるべきことは、この3つ!
これらの失敗を経験し、ロボット掃除機を100%活用するためには、
1.停止せずに動き続けるようにする
2.床や家具を傷つけないように事前に準備
3.広範囲に稼動させる
この3つが大切なんだと気づきました。
具体的には、
・掃除終了後には毎回ダストボックスのお手入れをする
・テーブルの上に椅子を乗せて動線を確保する
・床には極力物を置かない
・ロボット掃除機が乗り上げそうな物は床に置かない
・カーテンやブラインドは床から上げる
これらの事前準備を行うことで、ロボット掃除機はスムーズに動き、しっかりとごみを取り除くようになりました。
掃除終了後には、きちんと充電ドックへ戻ることもできていて、ロボット掃除機の能力が存分に発揮できていることを実感しています。
■コツをつかむと、さらなる効果が!
2歳の娘が音と動きを怖がるため、主に外出時に使用しています。
家族で外出をする前に「ロボやるよ!」の号令で、子どもたちは床に散乱しているおもちゃを片づけ、夫はラグマットや椅子などの大物を移動。家族みんなが、積極的に掃除や片づけに取り組むようになりました。
さらに、掃除後ぴかぴかの床を見ると「何も落ちていないこの状態を、常にキープしたい!」と掃除のモチベーションがアップする、という効果も!
たまに在宅時に使用すると、ロボット掃除機が健気に動いている姿が目に入り、「あなたも家事をがんばってね!」と励まされているように感じます。
もはや「家電」というより「家族」のような関係。
たくさん失敗もしたけれど、そこから「活用のコツ」を習得したおかげで、これからの家事の強い味方となりました。
ロボット掃除機についての記事はこちら:
・苦手な家事とのつきあい方。「道具に頼る!」はあり?なし?
・時短家電「床拭きロボット ブラーバジェット」が生み出す暮らしの変化とは?
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
Blog : ココチイイコト