おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
わが家の小1の娘は本を読むのが大好きです。毎週、図書館で10冊ほど本を借りてきます。たくさん本を読むという習慣はとても良いのですが、図書館の本の扱いが少し雑で気になっていました。せっかく、“本を読みたい”と思っている気持ちを、つまらないお小言で台無しにしたくないですね。
今日は、“図書館で借りてきた本”の収納スペースを用意したときの、3つのポイントを紹介します。
■子どもが本を手にとりやすい“距離感”
子どもは“今”を生きる生き物。せっかく借りてきた本も、自分の視界に入っていないと、借りてきたこと自体を忘れてしまいがちです。
今までは、なんとなく絵本棚の近くに“図書館で借りてきた本”を置いていました。そこは、リビングダイニングの隣の部屋。扉一つですが、取りに行ったり、片づけに行ったりするのが億劫になりがち。とはいえ、絵本棚ごと持って来るスペースの余裕はありません。
そこで、リビングダイニング内にあるスタディーコーナーに、“図書館で借りてきた本”の定位置を作ることにしました。常に視界に入るゴールデンゾーンに置くことで、ふと時間が空いたときに、パッと本を手にとれるようになりました。図書カバンもすぐ上のフックにかけるだけの、カンタン収納です。
■「本を読みたい」という気持ちを邪魔しない“収納ボックス”
以前は、“図書館で借りてきた本”が自宅の本と混ざらないように、図書カバンに入れっぱなしで管理をしていました。カバンから直接出し入れするのが面倒なのか、読んだ後に片づけ忘れていたり、入れても中でグチャグチャになったりと、横で見ていてイラっとすることも…
そこで、本を出し入れしやすいように収納ボックスを使うことにしました。もともと学用品を入れるために使っている、ラタンボックスと同じものです。箱がしっかりしているので、本の雪崩が起きることがなくなり、親もハラハラすることがなくなりました。また、床に直に置いているため高さが低く、3歳の息子でも楽々出し入れができます。
■タイトルが見えなくても迷わない“マイルール”
最近、娘が借りている本は、サイズの揃った児童書ばかり。同じサイズの本を縦に入れると、上からタイトルを見ることができません。そこで、タイトルが見えなくても、今読んでいる本がわかるようにするためのマイルールを、娘本人が考えました。
・今読んでいる本を、いちばん右に入れる
・読み終わった本は、いちばん左に入れる
このルールのおかげで、“今読んでいる本”が常にいちばん右側にあり、読み終わったら次に右に並んでいる本を手にとればOK。 “どこまで読んだかな?”と迷うことがなくなりました。
娘の本を縦向きに入れることで奥に隙間ができ、息子が借りてきた薄い絵本も立てて入れることができました。
子どもたちの「本を読みたい」という気持ちを邪魔することなく、本を大切に扱えるようになり、快適な図書館ライフを送ることができそうです。
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
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一級建築士/ライフオーガナイザー 和田さや子
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