おはようございます。
ライフオーガナイザーの前田梨絵です。
私の住んでいる地域で、3カ月に一度行われているフリーマーケット。
持っているものを定期的に見直すきっかけにもなり、友だちとピクニック感覚で、ほぼ毎回出店しています(笑)。回を重ねるたびに、準備も設置も段取りよくできるようになりました。今日は、フリーマーケットをより楽しめるようになったコツをご紹介します。
■準備:毎回することをできるだけまとめるのがポイント
・「フリマボックス」を用意する
直前に出品するものを選ぶのは大変!
日頃から、これ出品しようと思ったときにすぐに入れられる、ふた付きのボックスを、いくつか用意しています。
ちなみに「春夏用」「秋冬用」「雑貨」「子ども用」などに分けておくと季節に合わせて必要なボックスだけ持っていけるので楽ちんです。
・値札はまとめて作っておく
エクセルなどでまとめて作っておくと、毎回作る必要もありません。
時間があれば、ブランド名やサイズやコーディネート写真などまで+αまで作ることもありますが、面倒なら「◯◯円均一」とざっくりでも大丈夫!ざっくり作った値札はボックスに留めるだけで、並べることなくそのまま販売できます。
・毎回使う持ちものをまとめて用意しておく
いつも使うハサミやマスキングテープ、作った値札、S字フックや一言書き加えるときに使うペンなどは、箱に入れてフリーマーケット用として用意しておきます。この箱をフリマボックスと一緒に置いておけば、こまごましたものを忘れずにすむので安心です。
・釣り銭を用意しておく
出品しているものが、ほとんど百円単位のものなので、小銭メインで用意をします。斜めがけできるポーチなど、お財布代わりに持ち歩くと、金庫まで行ったり来たりする必要もありませんし、何より盗難などの危険も少なく安全です。
意外と直前に用意するのは大変なので、フリーマーケット直後に次回の準備として、できるだけ用意しておきます。
■当日:設営も手軽に!ランチを充実させて楽しさアップ!
・車に積み込む
前日はボックスや、必要なものを玄関に重ねて置いておき、当日の朝に車に積み込みます。ふた付きのボックスはそれほど大きくないので女性でも楽に運べて、車にもきれいに収まります。
・ワイン箱やボックスを使って立体的にたくさん並べる
ワイン箱などがあれば、置くだけでおしゃれに見えるし、展示用の棚としても使えます。立体的に高さを出して並べながら、できるだけたくさん見てもらえるように配置していきます。
・種類ごとにエリアを分ける
どうしても、ごちゃごちゃとした印象になりがちなので、「大人の服」「雑貨」「本」「子ども服」「おもちゃ」と、わかりやすいようにエリアを分けて配置します。
・子どもにも一箱まかせてみる
子どもには、自分の使わなくなったおもちゃなどを入れた一箱を任せるようにしています。高い値段をつけて売れないときには、自分で値下げをしたり交渉してみたり。毎回ひとつひとつに値札をつけるのは難しいので、こまごまとしたものは「この はこのなか どれでも1つ20円」と、ざっくりと、小さな子どもでもわかるようにひらがなで書いた値札を用意しています。
・ランチタイムも充実させる
何より楽しむことがいちばんなので、「一日クタクタになって疲れた〜」というよりは、ピクニック感覚で、美味しいパン屋さんで買ってきたパンでランチをしたり、ほどよく休憩しながらおしゃべりをして楽しみます。
■終了後:ポイントは片づけ=次回の準備
・売れ残りは元の箱に戻す
持ってきたボックスに、次回もこのまま持っていけるように戻します。持って帰るのはちょっと……というものは、帰りにそのままリサイクルショップへ持ち込むことも。
・次回の釣り銭を用意する
売り上げをざっと計算したら、次回の釣り銭として小銭を残しておきます。
■さらにこんなうれしい出来事も
どうしても処分することができなかった、大好きだったアーティストのCDを出品したとき、偶然ファンの方が見つけてくださり、とても喜んで買ってくださったことがありました。また、子どもが自分の売り上げからサプライズで、私と夫にとプレゼントを買ってくれたことも!
段取りしだいで気軽に楽しめるフリーマーケット。
手放すことが苦手で、片づけがなかなか進まないという方も、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
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ライフオーガナイザー 前田梨絵
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