おはようございます。
ライフオーガナイザーの原田ひろみです。
ちょっと動くだけでも汗が出る暑い夏は、毎日の家事をするだけで精一杯。片づけは気が重くてなかなか進みませんね。そんな中、先日、引き出しから溢れそうになっていることが気になっていた裁縫道具の見直しをしました。30分あればできた裁縫道具のオーガナイズをご紹介します。
■裁縫道具の収納場所はリビングクローゼット
リビングに座って裁縫をすることが多いため、裁縫道具の収納場所はリビングクローゼット内の引き出しの中です。
引き出しは「無印良品」の「ポリプロピレン収納ケース」。サイズは幅34×奥行き44.5×高さ18cmと裁縫道具を入れるには、わりと大きいサイズです。こちらの引き出しには、裁縫道具の他にアクセサリーなどをつくる材料も一緒に入れています。引き出しを開けるとこれだけの量が!引き出しが満杯です。
この引き出しは、2年近く見直しをしていなかったので、いざオーガナイズを実践!
■STEP1 「すべて出す」→STEP2「分ける」
まずは引き出しからものをすべて出します。出したものをカテゴリー別に分けてみました。
時計回りに
・左上:アクセサリー作りの材料
・右上:裁縫道具(針・糸・ハサミなど)
・右下:子供用手作り品の材料・ゴム・バイアステープなど
・左下:お直しセット(ボタン・手芸ボンド類)
すべて出して気づいたことは、今は裁縫道具(右上)以外ほとんど使っていないということ。
以前は幼稚園のバザーで手作り品を作ったり、アクセサリーづくりも好きだったので、さまざまな材料を持っていました。私自身の暮らしの優先順位が変わり、アクセサリーや子どもの手作りグッズは作ることがほぼなくなり、使うのは年に1~2回程度。中には持っていたことを忘れていたものもありました。
今回は思い切って見直し、手作りが好きな友人が欲しいものは譲り、その他は手放しました。
手放したものの中には、100均で針を購入したときの一緒についてた手縫い糸や小学生時代から使っていたミニソーイングセットも。「いつか使うかも……」となんとなく残していたものが、今回はすんなり手放せました。私の中で「もういいかな」と価値がはっきりしていたからです。
■STEP3「収める」~使用頻度に合わせて
カテゴリー分けしたものを、さらに使う頻度に合わせて収めていきます。裁縫道具の針、手縫い糸、糸切りハサミ、ゴム通しなどよく使うものは、取っ手つきの透明のボックスへ。使うときにそれだけすぐに持ち出せるようにしました。ミシン糸、チャコペン、メジャーなどあまり使わないものは100均の白い細長いケースへ2段に分けて収めました。
頻度が少なくてもいざというとき必要なボタンなどのお直しセットや、アクセサリーの材料、子ども用の手作りグッズなどは、一部そのまま残すことに。収納方法は、プラスチックのボックスケースからスライド式のジッパー袋に変えてみたところ、かなりコンパクトにまとまりました。
ジッパー袋の口は、閉めると出し入れが面倒になるので開けたままにしています。これだけで出し入れをするハードルが下がります。
なんとなく残していたものも改めて見直すと、「使っていないものが置いたままだったんだなぁ……」という気づきがありました。最後に見直した2年前から、いつの間にか生活のスタイルや暮らしの優先順位が変わっていたんですね。
一度片づけたら終わりではなく、定期的な見直しがやはり必要ですね。
引き出しの見直しでかかった時間は約30分ほど。ギュウギュウだった引き出しにはゆとりができスッキリ片づきました!短時間で引き出し一つだけなら、暑い夏でもエアコンのきいた部屋でもできそうなので、別の引き出しも続けて見直してみようと思います。
裁縫道具の収納に関する記事はこちら:
・裁縫上手から苦手な人まで!片づけのプロ14人の裁縫箱を見せてもらいました(前編)
・裁縫上手から苦手な人まで!片づけのプロ14人の裁縫箱を見せてもらいました(後編)
・裁縫道具は洗面所に。散らからないクローゼットを維持する3つのコツ
・裁縫箱はホントに必要? よくよく考えたら袋で良かった!シンプル収納
・なぜその入れ物? なにが入ってる? 裁縫セットを見直しました
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ライフオーガナイザー 原田ひろみ
ブログ:クローゼットの片づけからはじめる快適な暮らし