住み始めて11年。家族が選んだ「あって良かった」ランキング1位の収納スペースとは?

おはようございます。
ライフオーガナイザーの秋山陽子です。

わが家は、長男が小学校入学と同時に、家を新築しました。その息子も、春から一人暮らしの大学1年生、長女も高校2年生となりました。子どもの成長とともに過ごしてきたこの家も、住み始めて12年です。

今日は、そんなわが家の中で、家族が選んだ「これは良かった」と思う、ランキングNo.1の収納スペースについてご紹介します。

■活用度No.1は、キッチンカウンター下の引き出し

わが家は、1階にリビングダイニング、2階に子ども部屋と寝室があります。2階の子ども部屋を使うのは、友だちが遊びに来たときと寝るときだけ(苦笑)。家族みんなが寝るまでのほとんどの時間を、リビングで過ごしてきました。とくに、ダイニングテーブルは、食事だけでなく、勉強や仕事、ときには、洗濯物をたたんだり、卓球台にして遊んだり…、受験勉強もここでやっていました。

そんなわが家のリビングダイニングで、住み始めて12年間フル活用している引き出しがあります。それは、キッチンカウンター下の引き出しです。

住み始めて11年。家族が選んだ「あって良かった」ランキング1位の収納スペースとは?

ダイニングテーブルのすぐ後ろにあります。床下からの高さは90m、立ったまま引き出しを開けるとちょうどいい高さなのです。

住み始めて11年。家族が選んだ「あって良かった」ランキング1位の収納スペースとは?

幅34×奥行き38×高さ3cmの引き出しが4つ。

この引き出しからものを取り出すと、遊びに来られたお客様から、「いいね〜」と言ってもらうことも多く、見た目も気にならないいのが良いところ(笑)。この引き出しを各自1つずつ専用にし、自分のものを入れるスペースとして活用したいと思い、新築時に作った引き出しです。

■子どもの成長とともに、変わる引き出しの使い方

住み始めてみてわかったのですが、立った状態での取り出しが簡単なことと、よく使うダイニングテーブルの後ろという便利な場所でもあり、本当に使い勝手が良いのです。

当初の予定とは変わり、子どもが小学生だった頃は、

1.小物衛生用品と文具
2.長男:毎日使っていた進研ゼミや夏休みの宿題など
3.長女:毎日使っていた進研ゼミや夏休みの宿題など
4.学校の連絡網や役員に関する書類

を、入れていましたが、連絡網が廃止になる時代の変化があり(笑)、進研ゼミも途中でやめたり、そのときのライフスタイルに合わせて、引き出しの使い方や用途も変化してきました。

住み始めて11年。家族が選んだ「あって良かった」ランキング1位の収納スペースとは?

自分なりの使い方をするようになった中学生からは、大切なものを入れるスペースとして使う長男、今よく使うものの一時置き場として使う長女。他の引き出しも、使う文具の種類が増えてくると、文具で1つの引き出しとして使うように変化。

住み始めて11年。家族が選んだ「あって良かった」ランキング1位の収納スペースとは?

現在は、手前から

1.爪切りや耳かき、衛生用品やハンドクリームやよく使う塗り薬
2.よく使う文具
3.私の一時置きスペース
4.娘の一時置きスペース

として使っています。

引き出しの深さが浅いので、たくさんものを入れるとあふれ出します。実は、この深さから、家族それぞれちょうど良いルールができていました。入れるものがあまり変わらない長男は、取り出しやすさ重視であまりものを入れないルール。一時置き場にしている、娘と私は、入らなくなったら見直しをするルール。

リビング内にある唯一の個人スペースということもあり、いつの間にか、それぞれが使いやすい貴重なスペースとなっていました。

■引き出しの中は、仕切りの有り無しで使いやすくカスタマイズ

引き出しの中は、それぞれ、仕切りを作っています。共有で使う引き出しは、フェルトや硬い画用紙で仕切りを作り、アイテム別に入れています。

住み始めて11年。家族が選んだ「あって良かった」ランキング1位の収納スペースとは?

個人で使うスペースは、それぞれにお任せ。私は、画用紙を芯に好きな柄の布で挟んで、ざっくり収納できる程度の仕切りを。現在高校2年生の娘は、「邪魔だから、もう仕切り要らない」と言います。引き出しの中でざっくり分けて入ればOKなんだとか。

成長期はほぼリビングで過ごすことが多く、現在もなお変わらないわが家にとって、この使いやすい場所・使いやすい収納スペースは、各自の個人スペース。安心収納場所となっていたように思います。

今年からは、長男が一人暮らしを始めたので、これまで長男が使っていた引き出しを私の引き出しとして確保(笑)。たったこれだけのことですが、「使いやすい」ってご機嫌になるポイントですね(笑)。

振り返ってみると、この小さなスペースこそが、わが家の「住み始めてよかつた収納ランキングNo.1」でした。リビングという共通スペースにこそ、個人のスペースを作ることは、わが家にとっての「安心」を得る、円満生活の秘訣だったとも言えます。

 

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ライフオーガナイザー 秋山陽子
ブログ:うちらしく暮らしやすく シンプルing

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