時短と家事シェアのストレス解消におすすめ!“収納と計量を同時にするお米収納”

おはようございます。
ライフオーガナイザーで、現役会社員でもある手塚千聡です。

皆さん、お米はどこにどんなふうにしまっていますか?
今日は慌ただしい平日の時短にも貢献してくれた、わが家のお米収納についてご紹介します。

■お米を買ってから使うまで、2つの手間がありました

ここ数年、お米は2リットル容量の使用済みペットボトルに入れ替えて、冷蔵庫に保存していました。使うときはその都度計量カップで計ります。

気に入っていたのは、その形状でした。縦に長いので、わが家の深い野菜室にもぴったり無駄なくしまえました。しかも使うときに冷蔵庫から出し入れしやすく、飲み物を注ぐように米を計量できるのが手軽に感じていました。

時短と家事シェアのストレス解消におすすめ!“収納と計量を同時にするお米収納”

一方で、面倒だったのが、入れ替えのときに、こぼさないように最新の注意を払うこと。お米をペットボトルに入れるための専用のろうとも使っていましたが、一気にやろうとするとお米をばらまいてしまうことも。当初はコツをつかめず、幾度となく失敗をしていました。

時短と家事シェアのストレス解消におすすめ!“収納と計量を同時にするお米収納”

そのうち慣れてはきたものの、その手間がふと無駄に感じるように。苦労して詰め替えても、使うときは、必要量を計る手間とこぼすリスクが再び発生します。「詰め替える手間」と「計る手間」、この2つの手間をなるべく少なくできないかと考えるようになりました。

■手間をなくせないなら…と、同時にやってみたら大成功

「詰め替える手間」をなくすには詰め替えないのが一番です。ただ、お米は冷蔵庫で保存したい派の私にとって、「かさばらない」「容器ごと出し入れしやすい」「計量しやすい」は詰め替えないままだと実現が難しそう。もうひとつの「計る手間」もまったくなくしてしまうのは不可能。それなら「両方を一度にやってしまえば効率がよさそう」と思い立ちました。

わが家はお米をネットスーパーで頼んでいて、週末に届きます。届いたらすぐに3合ずつ計量して、破れ防止で2枚重ねにしたポリ袋に入れます。余った分は「2.5合」などとマスキングテープに書いて貼っておいて、炊くときに水加減を調整できるように。それをそのまま野菜室の引き出しに入れるだけで完了です。使うときは、一袋ずつ取り出して、洗って炊飯器にセットするだけ。平日の慌ただしい朝に、お米を計量しなくていいのは随分助かりました。

時短と家事シェアのストレス解消におすすめ!“収納と計量を同時にするお米収納”

時短と家事シェアのストレス解消におすすめ!“収納と計量を同時にするお米収納”

実はずいぶん前に同じことを試しましたが、そのときは早々に断念しました。当時は炊く量が定まっておらず、1合ずつポリ袋に入れていたのですが、その時々で2つ、3つと袋を破って炊くのがかえって余計な手間に思えたのです。

今のわが家は3合炊いて、残った分を冷凍し、翌日、翌々日くらいで食べきってしまうサイクル。3合ずつ袋に入れておくスタイルは、1合のときに比べて最初に分ける手間も、使うときに開ける手間もかからず、無駄なく快適に感じています。

■夫婦の家事シェアのストレスにも効果あり!

わが家の平日の朝食は、夫が担当です。朝はパンやシリアルが多いのですが、夕食に向けて、ごはんの炊飯予約もお願いすることがよくあります。

ペットボトル収納の頃は、炊く量がまちまちで、夕食の献立によっては「もう少し多めに炊いておいてほしかったなぁ」と思うことも。一方で夫は、「今日は何合炊いておけばいいのかな」と迷うことが多かったそう。

ポリ袋収納にするときに、「1回3合がちょうどいいね」と合意できたので、一袋は原則3合。お互い何も言わなくても、うまく役割をシェアできるようになりました。

そしてもうひとつ、小さなことですが、積もり積もってストレスだったことが、あっさり解消されました。それは調理台やキッチンの床に米粒が散乱しなくなったこと。

実はわが家の夫は、よく言えばおおらか、悪く言えば大ざっぱ。ご飯を炊いてくれるのはありがたいのですが、計量のたびに米粒を落としてしまうようで、しかも落としてもさほど気にもとめません。キッチンでしょっちゅう米粒を踏んづけるのが不快でしたが、ポリ袋収納にしてから、床の米粒が消えてなくなりました。

小さな計量カップにお米を注いでいくのは簡単なようで、実は繊細な動きを要します。それに比べて、お釜やボールの中にポリ袋を破って入れるのは、夫にとってずっと簡単だったようです。

時短と家事シェアのストレス解消におすすめ!“収納と計量を同時にするお米収納”

せっかく家事をシェアできたのに、そのやり方や出来ばえによって、かえってイライラが増すことありませんか?

わが家の場合は偶然の産物でしたが、「お米を落とさないで!落としたら拾ってよ」と口うるさく言うより、米をこぼさなくてすむ仕組みにするほうが、圧倒的に効果がありました!

時短と家事シェアのストレス解消にも役だった“収納と計量を同事にするお米収納”。よかったらお試しください!

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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~会社員ワーママの、ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~

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