おはようございます。
ライフオーガナイザーの前田梨絵です。
最近は使っている人も増えてきた、ロボット掃除機「ルンバ」。部屋の形が複雑だったり、置いてある物が多いと、使いこなせないという声もちらほら。“ルンバブル(Roombable)”という、ロボット掃除機「ルンバ」が部屋の隅々まで移動して掃除できるような、家具の状態を示す造語(Weblio辞書より抜粋)まであるほどです。
わが家でも戦力となってくれている、ロボット掃除機「ルンバ」ですが、ほどよく“ルンバブル仕様”にするための工夫をご紹介します。
ロボット掃除機「ルンバ」に関する記事はこちら:
・時短に効く!ロボット掃除機「ルンバ」を使いこなす人が実践する2つのアプローチ
・ロボット掃除機「ルンバ」が使いこなせない?! 片づけのプロが考えた原因と対策
・すっきり片づいた家はどうしているの? 困りがちなアレの収納方法
■その1:床から物を浮かせる
たとえば、うちではソファの代わりに、壁付けのハンモックを設置しています。浮いているので、動かさずして掃除ができるというのは本当に楽なものです。
以前はソファがあり、毎回動かすとなるとハードルが高すぎたので、ときどき動かしてソファの下を掃除するのですが、たいてい汚くてゾッとしていました。「吊るせるものや、掛けられるものはないかな?」と考えながらウロウロしてみると、案外浮かせられるものがあったりしませんか?
■その2:高さを調整する
床から浮かすことはできないけれど、あと少しでルンバが通れるのに!ってところがあるんです。そんなときは、かさ上げをして高さを調整しています。
リビングのキッズスペースに置いてある、子どもの服を入れているチェストの下がまさしくそれ。家具の滑り止めや傷予防用のフェルトを貼り付けて、高さをほんの少し上げると「ルンバ」が通れるようになりました。たとえ小さな場所でも、「ルンバ」に任せられるのとそうでないのとでは、気持ちの面では全然違います。
■その3:動かしやすくする
床から浮かせることもできず、高さの調整もできないものは、キャスターを付けて動かしやすくしています。使ったのは、「ダイソー」の双輪キャスターで、子どものおもちゃを入れている木箱の底に取り付けました。
部屋全体を1回できれいにするのではなく、掃除の前にちょっとだけ物をズラして、昨日掃除できていないところも今日はできるようにし、少しずつ完全にしていくやり方です。
そうすることで、ほどよくきれいな部屋はキープできます。そもそも、家具を毎回机の上に上げるなんてハードルが高すぎるのでこのやり方に落ち着きました。
ちなみに、ダイニングの椅子も掃除のたびに持ち上げるなんてもちろんしません(笑)。
昨日は中に寄せたままだったから、今日は脇に寄せておこう!くらいのゆるいルールが私にはちょうどいいと思っています。
ゆるいルールに関する記事はこちら:
・「日記は続きません!!」、そんなあなたでも続けられる○○○○5年日記
・2段ベッドは子どもの寝る場所? いいえ、“おもちゃの寝る場所”にしたっていいんです
・在庫を意識しないからラクチン♪ 『ミネラルウォーター』は使いながら管理
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ライフオーガナイザー 前田梨絵
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