おはようございます。
ライフオーガナイザーの服部美亜です。
皆さんは、お子さんの入浴後の着替えをどこに置いていますか? 子どもの下着類とパジャマを浴室のそばに置くことで、入浴後の子どものお世話がぐーんとラクになった、わが家の事例をご紹介します!
■洋服を子ども部屋に置いてみたら……、「ママ、パンツとってきて~」
3人の子どもが年中、小1、小4になった頃、子どもの洋服を2階の子ども部屋に移動しました。自分でできることも増えたので、子ども服に占領されていた1階を、有効活用したいなと思ったのがきっかけです。ところが、さっそく困ったことが……。それは、「入浴後の着替え」です。
1階の浴室へ行く前に、着替えを準備しておけばいいだけなのですが、ついつい忘れてしまう3人組。「パンツ忘れた!」「ママとってきて〜」と大騒ぎ。特に寒い冬は、私が呼ばれる回数が急増してしまいました。
「下着とパジャマだけでも、浴室そばにあったらいいのになぁ…」と思うようになり、洗面所の着替えコーナーづくりが始まりました。
■狭い洗面所にどうつくる?子どもが自分でできる着替えスペース
「洗面所に着替えを置こう!」と決めたものの、わが家の洗面所に収納棚はありません。なんとか棚が置けそうな壁は、一カ所だけ。ここに棚があったら、使いやすいか、動きやすいかをしばらくイメージしながら、①壁の幅に合っていること、②奥行きが浅いこと、を条件に、棚探しをスタート。
最初は下着が見えるのが気になり、扉付きのものも検討しましたが、扉を開閉するスペースの余裕はなく断念。置くのは子どものものだけだし、まだ小さいうちは大丈夫だろうと、オープン棚を選択しました。
最終的に、「無印良品」の「スチールユニットシェルフ」を購入。事前に棚の枚数、高さを自分で出し入れしやすいか?を検討し、セット売りではなく、パーツを必要な分だけ購入しました。
以下、購入したものです。
・スチールユニットシェルフ・奥行25cmタイプ・追加用帆立・大・グレー 高さ175.5cmタイプ用(2本)
・スチールユニットシェルフ・奥行25cmタイプ・追加用木製棚ワイド 幅84cmタイプ(6段)
・スチールユニットシェルフ・スチールクロスバー・大・グレー 幅84cmタイプ用(2つ)
■ざっくり収納が大正解!自分で着替えられる仕組みが完成
ラック購入前に「どこに何を置くか?」は検討していました。1段に置けるボックスは2つ。1つはパジャマを、もう1つには下着と靴下を入れます。わかりやすく「ひとり1段ずつ」使うことにしました。
子どもの手が届かない棚の上部には、洗濯ネット、洗濯バサミ、掃除用具、紙類のストックなどを。いちばん下の段は洗濯カゴスペースとして使っています。
ボックスは、下記3点の理由から、無印良品の帆布ボックスを選択。
①透けないこと
②軽いこと(万が一足の上に落としても痛くない)
③使わないときは畳めること
片方のボックスには、下着と靴下類を。
もう一方には、パジャマを2着ずつ。
中を仕切るのには、以前ご紹介した「牛乳パック仕切り」を使いました。
>>>コスパも使い勝手も抜群にいい!『牛乳パック仕切り』の作り方
この仕組みにしたら、入浴後に「ママ〜」と呼ばれる回数が激減!ボックスの中身はざっくり収納ですが、表からは見えないので、気になりません。3人の子どもたちが入浴後、自分で身支度してくれるだけで、時短につながり、家事が本当にラクになりました。
他にも、夜中に子どもが「おねしょ」で起きてきたとき、体を洗ったあとすぐに着替えが取れること、ガス乾燥機から洗濯物を出したあと、すぐたたんでしまえることも助かっています。
ただ置いてあるだけなので、いずれ不要になれば撤去もしやすく、気が楽です。「洗面所に子どもの下着類を置きたいけどどう置いたら良いのかわからない……」とお悩みの方に、わが家のチャレンジが参考になれば幸いです。
洗面所の収納のお助けアイデアはこちらにも:
・狭い洗面所の収納扉はあえて外す! 安心&楽ちん収納を実現
・「どう使いたいか?」から考えた、狭さをいかす洗面所収納
・小さい子どもでも自分で身支度できる! 洗面所収納3つのポイント
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 服部 美亜