おはようございます。
ライフオーガナイザー梅野優子です。
朝は子どもの様子も見ながら朝食づくりやお弁当づくり、配膳や後片づけ、掃除、洗濯、自身の身支度と、やるべきことがたくさんありますね。毎朝のバタバタにストレスを感じているママも多いのではないでしょうか? 早起きすればいいのはわかっているけれど、それが難しい……。
早起きができないなら、子どもに家事参加してもらい、脱・ワンオペ作戦です!
わが家の末っ子は、この春から小3の男児。昨年「小2男児でもできる」をベースに、キッチンの仕組みを考えました。
■小2男児でもスムーズに配膳&片づけができるには?
元々は大きな引き出しに「よく使う食器類」をまとめて収納していました。
トレーからカトラリーまでここですべて揃うことは便利でしたが、この場所だと、配膳のときにあちこち歩き回ることになっていました。
そこで、ほとんど動かずに配膳ができるよう配置を変更。まず、「毎朝使う食器&カトラリー」を厳選してガスコンロ横の引き出しに移動しました。
朝食ではこれらの食器で充分です。
1人1人の食器をのせるトレーはすぐ下の引きだしに立てて収納。同じ引き出しにコップ類も収納しています。
これ以外の食器は、すぐ向かいの出窓の手前へ。
こちらは私が食器をセットする余裕がある夕飯時にしか使わないので、小2男児の手が届かない出窓でも問題ありません。
炊飯器も近くに移動させて、全体配置は以下のとおりになりました。
ほとんど動かずに配膳できる配置になり、小2男児にとっても家事参加のハードルが低くなりました。
食事のあとは、もう一つお願いしたいことが! それは食器を軽くすすいで、食洗機へ入れること。
そこで、「使ったあとは軽くすすいで食洗機へ」のラベルをトレーに。毎回毎回、口で言うこと自体ストレスですし、目で見えるほうが本人も意識しやすいようです。
食器の片づけが苦手な私には、このひと手間がなくなるだけでストレスがグンと減りました。
■ヒントはファーストフード店!子どもだって家事シェアできる
この仕組みは、ファーストフード店で、食器返却口へ自然にトレーを片づける末っ子の姿を見てヒントを得たのがきっかけでできました。
わが家は子どもが3人。そして真ん中の子は介護が必要な子どもです。
その上、夫は時間が不規則な自営業……という中、ワンオペで朝は常に時間と戦っていました。物理的に真ん中の子の介護で手を取られるので、ほかの子たちには、「片づけて!」「早く!」などと口がフル回転。特別支援学校のスクールバスの時間を気にしながら、手も口も大忙しで毎朝へとへと。
仕組みをつくるまでは、「小2男児で家事参加なんて難しいだろう……」と思い込んでいましたが、工夫次第で、子どもにできることは意外とたくさんあるものですね。ママの「時間がない!」ピンチは、子どもの「できる!」を発見するチャンスかもしれません。
■とはいえ小2男児。習慣化するまでは声かけも
仕組みを作っても、すぐにバッチリ!というわけにはいかないのが小2男児。習慣化するまでは、こまめな声かけも必要でした。
そのひと手間も、最短動線で仕組み化したおかげで簡単な声かけで済み、親子ともにずいぶんとストレス軽減になっています。
さらに、「小2男児ができる」ということは、私にとってもラクな仕組みということ。私自身のストレスフリーにも一役買ってくれています。
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ライフオーガナイザー 梅野優子
Blog : 福岡 片付け|ママの時短を叶える心とお部屋の片づけサポート