どうしても早起きできない共働き家庭の“洗濯の正解”とは?

おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。

娘を保育園に入れて働き始めてから、早7年半が経ちました。

育休から復帰した当時は、雑誌のワーキングマザー特集をよく読んでいました。ところが、雑誌に登場するパワフルな女性は、朝5時に起きて家事や自分時間を確保しています!なんて事例ばかり。真似しようとしてみましたが、朝に弱い私たち夫婦はどう頑張っても起きられないのです。

どうしても早起きできない共働き家庭の“洗濯の正解”とは?

■「洗濯は朝にするもの」という思い込みは捨てた

ちょうど息子が保育園に入って2人の保育園児を抱えている頃が、いちばん洗濯物の多い時期でした。朝に洗濯しようとして、もし寝坊したら、翌日へのしわ寄せが大変なことになります。夫婦で何度も話し合いやケンカをして、出した結論は……

「やっぱり洗濯は夜にすることにしよう!」

洗濯物干しのメイン担当はオットです。ちょうど、私と子どもたちが晩ごはんを食べ終わった頃に帰宅するので、自然とこんな流れになりました。

わが家のお風呂タイム
1.子どもたちがお風呂に入る
2.帰宅したオットがお風呂に入る → 洗濯機のセット
3.私がお風呂に入るときに脱いだ服を入れてまわす
4.洗濯機が止まる頃にオットも晩ごはんを食べ終わっている
5.洗濯物を干す

こうして、夜に洗濯をして干すのがわが家のルーティンとなりました。

■“未来の子ども部屋”を大活用!室内干し専用ルームに

夜に洗濯をするとなると、洗濯物を外に干すことはできません。そこで、まだ使っていない“未来の子ども部屋”を室内干し専用ルームとして使うことにしました。

室内干しをするために用意したもの
突っ張り棒(平安伸銅工業)2本
・バスタオルサイズの室内干し台
・シーツサイズの伸縮物干し台
衣類乾燥除湿機(Panasonic)
サーキュレーター(アイリスオーヤマ)

どうしても早起きできない共働き家庭の“洗濯の正解”とは?

平安伸銅工業の突っ張り棒は耐荷重が大きく、洗濯物を端から端まで干してもビクともしません。そして、衣類乾燥除湿器とサーキュレーターの合わせ技で、気候に左右されず、翌日の夕方までには確実に洗濯物が乾くようになりました。

■“未来の子ども部屋”を室内干しルームにしてよかった3つのこと

メリット1:居室の快適性に影響がない

衣類乾燥除湿機を使うと夏は湿度温度とも高すぎて不快に。サーキュレーターで空気を動かすので、冬は寒くなります。リビングや洗面室など、人が頻繁に出入りする場所で使うと、部屋の快適性が損なわれてしまいますが、室内干し専用ルームとして独立させることで、居室への影響がありません。

メリット2:とにかく大量の洗濯物を一気に乾かすことができる

保育園児の洗濯物の量はかなりのボリュームです。たとえばプールの時期。通常の洗濯物に加え、2人分の水着とバスタオル、さらにおねしょのシーツを持ち帰ってきたらもうお手上げ。洗濯乾燥機や浴室乾燥機だけでは力不足なのです。わが家の“未来の子ども部屋”は6畳もあるので、室内干し専用ルームとしては広すぎるくらいですが、おかげで干す場所に困りません。

どうしても早起きできない共働き家庭の“洗濯の正解”とは?

メリット3:将来子ども部屋が必要になる頃には洗濯物も減るはず

わが家には子ども部屋が2つあるのですが、今は1つしか使っていません。上の子が思春期になれば、部屋を分ける日も来ると思いますが、その頃には下の子も小学生。おねしょのシーツを持って帰ってくることもないでしょう(笑)。そのときは、浴室乾燥機で十分足りるようになる見込みです。

この春、育休から復帰してワーキングマザーデビューという方も多いと思います。家事の効率化を考えるとき、食事は買ってくれば良いし、掃除はロボットに頼れる。いちばん外注しにくのが“洗濯”だと思います。洗濯物を洗って→乾かして→しまうまで、ルーティンとして確実にこなせる方法を見つけてみてくださいね。

あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?

心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。

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一級建築士/ライフオーガナイザー 和田さや子
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