おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。
言わなくてもやってほしいことを、毎日毎日言うのはストレスですよね。毎日のことなのについウッカリ、が多い家族には、「見える化」が効果的です。そこで、思いついたのが、家族の情報共有ステーションを作るということ。
塗った場所にマグネットがつけられる「マグネットペイント」と、塗った場所が黒板になる「チョークボードペイント」で家族の情報共有ステーションをDIY。イライラを楽しく解決した例をご紹介します。
■情報共有ステーションで、タスクやお願いを「見える化」
情報共有ステーションをつくる場所は、家族みんなの目にとまりやすく、なおかつ来客エリアからは目につきにくいところが理想的。下の写真の正面に見える寝室の、奥にある本棚の壁の一部にペイントすることにしました。
写真左側が家族でくつろぐリビング、写真右側がダイニングキッチンです。お客様はダイニングテーブルにお通しすることがほとんどなので、家族共有ステーションは死角になり、多少ごちゃごちゃしても安心です。
こちらの本棚の壁の一部を家族の情報共有ステーションに。
使ったのは、こちらのマグネットペイントとチョークボードペイント。
・マグネットペイントとは?
磁石がくっつく下地用塗料です。塗った部分がマグネットボードになります。水性で臭いもほとんど気になりません。今回はターナーというメーカーのものを使いました。
・チョークボードペイントとは?
塗った場所が黒板になる水性塗料です。こちらも臭いはほとんど気になりません。今回はカラーが豊富なイマジンというメーカーのものを選びました。カラーは「カフェ・マキアート」です。
・塗料の他に必要なものは?
写真右上より時計周りに
・塗料を入れるバケット&ネット
・ペンキを塗るローラー&ハンドル
・小さな隙間などを塗るスポンジ刷毛 1インチ
・床や大き目家具のカバーに便利なマスカー
・細かい部分のカバーにも便利なマスキングテープ
・チョークボードペイント
・マグネットペイント
今回は「壁紙屋本舗」というショップで、チョークボードペイントとセットになっているもの(当時4,600円・税別)を購入しました。
■壁に2種類の塗料を重ねてペイント
まずはペイントするエリアを決めて、養生テープを貼っていきます。これが地味に大変な作業ですが、大切な工程です。
養生が終わったら、まずはマグネットペイントをバスケットに出し、ローラーにつけて塗っていきます。マグネットペイントは微細な金属を含んだ塗料なので、普通の水性ペイントよりどっしりと重みを感じました。
乾くのを待って、3回塗ります。3回塗らないとマグネットがつきにくいようです。
すっかり乾いた別日に、チョークボードペイントを同じように塗っていきました。
これを機に本の見直しもして、すっきりです。
■メモを貼ったり、直接チョークで描いたり。使い方もいろいろ
情報ステーションは、こんなふうに活用しています。
・末っ子のタスク管理を親子で確認
・夫の財布とスマホを置くかごを手前に置いて
・せっかく作ったお弁当を時々忘れていく夫にメッセージ(笑)
・記入しておいてほしい書類をマグネットで止めておいたり
・キッチンでいろんなことを思い出したり思いついたりする私のメモに
・たまにはこんなお絵かきも楽しんだり
チョークは布でさっと消すことができます。
私は手を抜いてしまいましたが、本当はこのような凹凸がある壁紙は平らにするためにパテという硬いペースト状の充鎮材で「パテ処理」をしたほうがきれいに仕上がるようです。
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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