おはようございます。
ライフオーガナイザーの東風平美穂です。
1年でもっとも片づけに適した季節、オーガナイズウィーク真っ只中。このタイミングに、片づけをしたい!と決意する方も多いのではないでしょうか?
オーガナイズウィークについてはこちらを参考に
>>>「令和元年を期に今年こそ片づける!!」そんなあなたの背中を押します!オーガナイズウィークチャリティイベント
先日、博多のマスターライフオーガナイザー武田悦子さんが開催する「ライフオーガナイザー入門講座」を受講しました。講座では、片づけたいものや場所についてのワークがあり、そこには、苦手な片づけを習慣にするためのヒントがたくさんあったんです。
ライフオーガナイザー入門講座についてはこちらを参考に
>>>「実際、片づけの講座ってどんな感じなの?」ライフオーガナイザー入門・2級認定講座をご紹介!
■その目標が達成できないのは、抽象的すぎるからかも?
片づけをするぞ!と意気込んで決める目標といえば、まず「○○をきれいにする」とか「○○をすっきりさせたい」などがすぐに思い浮かびますよね。
これはある日のわが家のテーブルの状態。片づけのプロでも、生活しているのだからこんな状態になることもあります。勇気を出して掲載してみました(笑)。
そんな私が講座のワークで書き出した困りごとは、やはり「ダイニングテーブルの上のごちゃごちゃをすっきりさせたい」でした。
けれども、これでは目標が抽象的すぎて、何をどうしていいのかがわかりませんし、どういう状態になれば達成できたのかも不明確です。これが、お片づけを難しくする原因の一つなんです。
では、どのような目標にすればいいのでしょうか?
■できる!目標設定のキーワードは「S・M・A・R・T」
アメリカの経営コンサルタント、ブライアン・トレーシーが提唱する「SMART(スマート)の法則」という目標設定&達成のフレームワーク。これを使えば、具体的で実現しやすい、達成できる目標を作ることができます。
①S(Specific)具体的ですか?
②M(Measurable)数字に置き換えられているか?
③A(Agreed upon)納得できているか?
④R(Realistic)現実的ですか?
⑤T(Timely)期限はいつまで?
この法則にあてはめていくと
①具体的:寝る前のダイニングテーブルの上は、お花とティッシュなど、見ていて気分のいいものだけの状態にする。
②数字:毎日、寝る前の3分間行う。
③納得:できているときは気分がいいので、ぜひその状態をキープしたい。
④現実的:寝る前に必ず水を飲むので、そのときに行う。
⑤期限:まずは1週間続けて、検証。2週間続けてみて、片づけ収納ドットコムで報告する。
と、具体的になりました。誰が見ても想像できるのではないでしょうか。
目標は具体的であればあるほど、実現しやすくなります。それをわかりやすく簡単に作れる「SMARTの法則」。片づけだけでなく資格取得やダイエットなどにも応用できそうですね。
■では、どうやったら続けられる?
SMARTの法則を使って作った目標を達成するために、次に、続けられる仕組みを考えました。まず、わたしはきちんと決めすぎることが苦手なので、「ゆるいルール」にすることにしました。いきなり完璧を目指さず、スモールステップで「できることからやっていく」ということです。
具体的には、上の「アフター写真くらいの状態でもOK」、というゆるさにしました。さらに「もし夜にできなかったら、翌朝に行ってもいい」という保険もプラス。まずは「できた!」という感覚を体感して、それからステップアップしていくという作戦です。
目指すところ=ゴールは、朝起きてダイニングテーブルを見て、「今日もいい一日になりそう」とさわやかな気分になれること。このゴールはわたしにとって、「楽しいもの」です。片づけは、修行や苦行ではありません。「楽しくワクワクな気分でいられるかどうか」が、続けられる秘訣なんだと思います。
実際、何をどのように行ったのか、工夫したところなどは、後編で報告しますので、お楽しみに!
習慣化についてのヒントはこちらにも:
・「日記は続きません!!」、そんなあなたでも続けられる○○○○5年日記
・雑菌の気になるふきんをキッチンペーパーに変えて、きれいが広がるちょこっと掃除も習慣に!
・「ダイソー」のシリコーンフェイスマスクを使って、お肌とお部屋のキレイを同時に叶える朝の新習慣
・1時間限定! スッキリと充実感が得られる新しい朝の習慣とは?
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
Blog : ココチイイコト~自分の好き♡と出会うくらし方~