おはようございます。
ライフオーガナイザーの東風平美穂です。
みなさんは針仕事はお好きですか? わが家にはミシンはなく、私は縫い物は苦手なほうです。そんな人にぴったりのアイテムを見つけました。
針や糸を使わずに布を貼ることができる、布用ボンド「裁ほう上手スティック」。アイロン不要で、塗って貼るだけでいいなんて! 簡単すぎるけれど、洗濯してもはがれたりはしないのでしょうか? 素材の向き不向きなど、使ってみてわかったことをお伝えします。
■見た目も使い方もほぼスティックのり
コニシ株式会社の「裁ほう上手」とは、布用の強力接着剤で、チューブタイプとスティックタイプがあります。今回はスティックタイプを使ってみました。
穴が開いたままになっていた子どものポロシャツとズボン、すそがほつれたTシャツ、制服の名前つけ、ずっと放置していたパンツのすそ上げにチャレンジ。
チューブタイプはアイロンで接着しますが、スティックタイプはアイロン不要。見た目も使い方もスティックのりそのものです。貼り合わせたい布の両面にボンドを塗り、手で押さえたあと、重量のあるもので重しをしておくだけ。24時間後には洗濯も可能です。
裁縫というよりは工作という感じなので、軽い気持ちでやってみることができました。正直、「ほんとにこれだけでいいの?」と疑ってしまうほど簡単でした。
■洗っても本当に大丈夫なの?
塗った直後は水分があり、しっとりとしていましたが、24時間後にはすっかり乾燥していました。接着後はぴたっとくっついている様子に見えますが、半信半疑のまま洗濯をしてみると、Tシャツのすそはくっついたままで、強度はかなりありそうです。5回ほど洗濯しても、しっかりと接着されたままでした。
名前つけとポロシャツの穴補修には、当て布にアイロン接着用のテープを使ったためか、一度の洗濯ではがれてしまいました。当て布を綿100%のものに変えてみたら、大丈夫でした。シリコン樹脂などの、加工が施されている素材は接着できないようです。
■使ってみてわかった向き不向き
薄手の素材や色の薄いものは、生地が引きつったり、ボンドの染み出しが気になりました(写真丸印部分)。おしゃれ着には使わないほうがよさそうですね。
スティックタイプは面と面とを貼り合わせる方法なので、リボンをちょこっとつけるなど細かい部分の接着には向いていません。その場合にはチューブタイプのほうが向いています。
ズボンやスカートのすそ直しは、「裁ほう上手」ならペタッと貼りつけるだけなので難しくありませんし、縫い目がなく、見た目がすっきりしています。表面の縫い目が目立たないように縫うのは難しいので、貼りつけるだけでいいのは嬉しい。ドライクリーニングがOKなのもいいですね。
すそがほつれたズボンなどの補修は、やりたくない家事のひとつでしたが、これからはすすんでやれそうです。
裁縫道具についてはこちらも参考に:
・30分で裁縫道具をオーガナイズ!生活スタイルが変わればモノの持ち方、収め方も変わる
・なぜその入れ物? なにが入ってる? 裁縫セットを見直しました
・裁縫道具は洗面所に。散らからないクローゼットを維持する3つのコツ
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ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
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