さぁ、始めよう!進まない実家の片づけは、○○なものを書き出すことからスタート


おはようございます。
ライフオーガナイザー の秋山陽子です。

年末年始は、ご実家に帰省されている方も多いと思います。この帰省の際に少しずつ「実家の片づけ」を進めていこうと考えてる方も多いのではないでしょうか?

「実家の片づけは何から始めるといいのですか?」、先日参加したイベントではこんな質問が多くありました。実は、ご両親の世代からも同じ質問を受けることが多いのです。やらなければいけないと思っていても、捨てるとなると気持ちがのらず、どこから取り組んだら良いのかわからなくなる方も少なくありません。

そんなときこそ、片づける前にまず頭のなかの整理から。ペンと紙を使って始めることができる方法をご紹介します。

■親に話しかける言葉は「捨てるもの」より「大事なもの」

最近、私の周りでも親の生前整理や実家の片づけの話の話題が多くなりました。帰省するたびに物が増え、以前よりもあきらかに雑然としているところを目にすると、ついつい、「これもう要らないででしょう」「こんなに持ってどうするん?」「処分したら?」、こんなふうに言ってしまいます。

さぁ、始めよう!進まない実家の片づけは、○○なものを書き出すことからスタート

「手伝うよ」と言っても、「いいから」「そのままにしておいて」と、なかなか進まないなんてことも。こんなときは、捨てるものにばかりに、目がいきがちになっています。

では、捨てるものを探すのではなく、大切なものを選ぶ声かけに変えたとしたら? 実は、これが意外と片づけのきっかけになることがあります。

■「大事なもの」を書き始めることが片づけの一歩

用意するのは紙とペンだけ。物の片づけを始める前に、「大事なものってどんなものがある?」と聞きながら、紙に書き出していきます。

さぁ、始めよう!進まない実家の片づけは、○○なものを書き出すことからスタート

私の母の場合は、すぐに書き出すことが難しかったので、私も一緒に大事なものを書き出しました。一緒に書くだけで気持ちが楽になるよう。頭に浮かんだものから書き始め、止まっていたペンが動き出します。

それでも、書き出すのが難しい場合は、「もし災害が起きたら何を持ち出す?」と質問を変えてみます。最近は防災の意識が高い方も多く、むしろ「ここはやっておきたかった」と思われている方も多いよう。書き出すごとに、「これも必要ね」、とペンは動きやすいようです。

実は、一緒に書くことは、実家の片づけサポートに入ったときにもやっているのですが、書き出すうちに、少しずつ大事なものを探す思考にチェンジされ、「この続きは思いついたら書くわね」と言われる方がほとんど。「大事なものには、どんなものがあるのか」が頭の中で整理されてくると、そこから片づけ意欲が湧いてくることもよくあるのです。

何から始めていいのかわからないときは、帰省のときこそチャンス。最初は書き始めることが大切なので、一度に書けなくてもオッケー! いつでも書ける準備はしておきます。

■片づけに向き合うきっかけとなる「エンディングノート」

さらに書くことが苦痛でなければ、エンディングノートを一緒に書くのも片づけに向き合える一つの方法になることがあります。

エンディングノートもいろいろありますが、私が使っているのは、自分のこと(名前や住所など)を書き出すところがあるタイプです。自分のことは意外と書きやすいので、抵抗なく書くことができます。

以前、私もエンディングノートを母と一緒に書いてみたことがあります。実は、このとき母の好きな言葉を初めて知りました。知っているようで知らない母のこと、たくさんありました。

さぁ、始めよう!進まない実家の片づけは、○○なものを書き出すことからスタート

これまで行ったことがある先を書き出すページでは、「あのとき買った時計は今でも大切よ」、なんて話にも。大事なものを書き出しているときには、すぐに出てこなかったものも昔を思い出すことで、見つけることもありました。ゆっくりですが、こうして母にとって大事なものが整理されてくると、置き場所を作ったり、飾って楽しむ空間へと変わる場所もできてきました。

他にもパスワードなどの取り扱いに不安を持っていることを知り、一緒に整理することもやりました。そうするうちに、片づけに前向きに取り組むようになり、家のなかの物も「これ、誰かもらってくれる人いるかしら」と、寄付することで喜んでもらえる手放し方も増えてきたのです。

「捨てるもの」より「大切なもの」を選ぶ声かけを始めたことで、母の気持ちも知ることができ優しい気持ちになれたようにも思います。帰省のときこそチャンス! 何から始めていいのかわからない実家の片づけは、親に話しかける言葉を変えてみるのもきっかけになるかもしれません。

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2019年も残すところ数時間となりました。改めまして、今年も「片づけ収納ドットコム」をご愛読くださり、ありがとうございました。2020年も、みなさまの暮らしにゆとりの時間を生み出す、楽しい記事をご紹介してまいりますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね!

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ライフオーガナイザー 秋山陽子
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