今年こそ自分の時間をつくろう!夜型から朝型に切り替える3つの秘訣

おはようございます。
ライフオーガナイザーで現役会社員でもある手塚千聡です。

自分の時間を持ちたいと思いながら、子どもが小さかったり、日中勤めていたりすると、なかなか難しいものですよね。

私の場合、余裕のなさのピークは、下の娘が生まれて半年くらいが経ち、仕事復帰をした頃でした。朝も夜も余裕がなくイライラしがちの日々。

その後、いく分ゆとりを持てるようになったのは、仕事と育児の両立に慣れたからでも、子どもの手がかからなくなったからでもなく……。ひとえに夜型から朝5時頃起床という朝型生活に切り替えられたからでした。

今日は、長らく夜型だった私が、朝型にシフトできた秘訣をご紹介します。

■早起きに欠かせないもの

早起きしようと決めたとき、まずやったのが、子どもと一緒に寝てしまうことでした。時間は、夜9時にもならないくらいの大人には早すぎる時間。睡眠時間を削ると長く早起きを続けられないので、「早く起きたければ早く寝る」のが鉄則でした。

最初は寝つけない日もありましたが、早起きが習慣づいてくると、その時間に眠くなってくるもので、子どもたちより早く寝てしまうこともあるくらいでした。そうして早寝に慣れてくると、徐々に明け方5時前後には起きられるように。

今年こそ自分の時間をつくろう!夜型から朝型に切り替える3つの秘訣

諦めたのは、夜の自由な時間でした。一人目の出産後は寝かしつけをしたら、そっと起き出して残った家事をしたりテレビを観たり、週末になると夫婦でお酒を飲んだり。

私が諦められたのは、本当に疲れ切っていたからですが(笑)、試してみると、朝型のメリットをいろいろと感じられたからでもありました。

しっかり寝た後の元気な朝と、一日のエネルギーを使い果たした夜だと、同じ家事をしてもこなすスピードが違います。子どもたちにいちばん手のかかる時期も、早く起きて家事の段取りをつけておくだけで心にゆとりが生まれました。

思いがけず嬉しかったのは、一緒に寝てしまうことで子どもたちも安心するのか、寝つきが良くなったこと。「起きてあれやこれをやりたいから早く寝てほしい」と思いながら寝かしつけをしていた頃は、なかなか寝てくれないし、そっと起き出すとまた起きてしまうなんてことがよくあったのに……。

寝かしつけが必要な小さなお子さんがいるなら、一緒に寝てしまうのはおすすめです。お子さんも大きくてそんなに早くは眠れないという方は、起きたい時間、持ちたい時間から逆算して、無理なく始められる就寝時間を試しながら決めてみてくださいね。

■早起きしやすい環境づくり

早起きすると決めても、最初の頃は朝早く起きにくいものです。そんなときは早起きできる環境づくりをするのもおすすめです。

私の場合は、スマートフォン(以下、スマホ)のアラームを使ったり、今のような寒い時期には、あらかじめ部屋を暖めておくよう空調を予約しておいたりしています。

目覚まし時計は早起きを始めるのに欠かせませんが、家族と一緒に寝ていると寝室ではセットしにくいですよね。

今年こそ自分の時間をつくろう!夜型から朝型に切り替える3つの秘訣

わが家も家族で一つの部屋で寝ているので、寝室ではなく、ダイニングのテーブル上にスマホを置いてアラームが遠くで鳴るようにしました。アラームを止めるためにはダイニングまで行かなくてはいけないので、寝室で寝たままアラームを止めるよりも起きやすいのもメリットです。

アラーム音も眠いときに聞いても不快でない音、やる気が出る曲を選んでおくと、気持ちよく起きられるのでおすすめです。

■早起きしたけどうまく時間が使えない!の解決法

早起きをできるようになると、朝早くても睡眠時間はしっかり確保しているので、パワー全開で動きもスピーディー。当初は張り切りすぎて、家を隅々まで掃除して悦に入ったりしていました。

ただ、子どもたちも毎朝同じ時間に起きてくるわけではないので、家事を終えてようやくホッと一息つこうと思ったときに、起き出してくることも。そんなときは正直朝から残念な気持ちになってしまいました。

子どもたちが起きてきたらかかりきりで、出かける時間にはノーメイクで、結局バタバタしてしまうなんてことも多々ありました。

いくら時間を作っても、あれもこれもとやみくもに家事をしていては、結局、満足感もゆとりも得られないと実感。改めてやりたいことを整理し、優先順位づけをすることにしました。

子どもの成長とともに内容は変わってきていますが、今は次のような流れを意識しています。
・朝一番に洗濯機を回す。
・洗濯機を回す間にメイクとヘアセットを済ませる。
・洗濯ものを干したら、やりたいことをやる。
・子どもたちが起きる時間の30分前に自分時間は終える。

今では朝お茶しながら大好きな海外ドラマを観たり、自分用に買っておいた甘いお菓子をこっそり楽しんだりすることもでき、満足度はグッと上がっています。

今年こそ自分の時間をつくろう!夜型から朝型に切り替える3つの秘訣

早起きしているのに、自分の時間が持てない!と感じる方は、ぜひ何にどれだけ時間がかかっているかを実際に計ったり、書き出したりして、“見える化”してみてください。書き出したものを見ながら優先順位をつけたり、やる順番を変えてみたりすることで、満足度がアップすること請け合いです。

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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~会社員ワーママの、ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~

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