おはようございます。
ライフオーガナイザーの都築クレアです。
週末、家族がくつろいでいるなか、自分だけあれこれ動いていると、ものすごいストレスを感じませんか? ストレスの本当の原因に気づき、家事ストレスを減らすことができた私のケースをご紹介します。
■家事ストレス、本当の原因は“家事”ではなかった!
家事へのストレス、たくさんありますよね。私もたくさん感じることが多かったのですが、ライフオーガナイズを学んで、自分や家族に合う方法に変えたり、やりやすい環境に整えたりすることで、随分、楽になりました。
それでも、ときどきふつふつと湧き上がるようなストレスを感じることが(汗)。自分を観察してみると、平日、子どもと自分だけの時間に、家事を済ませることには、あまりストレスを感じていないことに気がつきました。
一方で、週末に夫と子どもがくつろいでいる横で、自分だけが家事をしているときは、異様にストレスを感じることがわかったのです。
本当に一人なら「やるしかない!」と家事を進められるのに、家族がいるのに一人でやらなければいけないという状況に、不満や孤独を感じるようです。
私の場合、ストレスの本当の原因は、そんな“孤独感”。そして、「自分だけ……」という“不公平感”だったのです。
■「週末家事シェア」で、孤独と不公平感を手放す
ストレスの本当の原因に気づいた私は、家族で話し合いをすることに。その結果、家族みんなで過ごす週末は、家事シェアをすることになりました。すぐできる「週末家事シェア」のやり方を紹介した記事がこちら。
>>>すぐできる「週末家事シェア」で“脱”孤独家事! 夫の家事力も上がる?
「週末家事シェア」を始めると、今やっておいたほうがいい家事は何かをみんなでシェアして、手分けして取り組むようになり、“孤独家事”と感じることはなくなりました。それに、たとえ疲れていても、自分と同じように別の家事のために動いてくれる夫がいると、「ひと頑張りしますか!」と動けるようになりました。
今では、以前感じていたような、異様なストレスはありません(笑)。もちろん、常に同時に家事をするのは難しいですが、夫婦で「週末は同じスタンスで家事に取り組む」と決めたことで、夫は、土日の中で帳尻が合うように意識してくれているようです。
おかげで、お昼前まで起きてこない日があろうが、昼寝のはずが夜ご飯まで寝続けようが、後でカバーしてくれると思えば、以前のようにイライラすることもなくなり、安心してそっとしています(笑)。
■一人で抱えている状況がストレスだった!
「週末家事シェア」を始めた頃は、今、何の家事が必要かを伝えて、号令をかけて手分けしてやっていましたが、しばらくすると、私が家事の段取りをする前に、夫から「これ今やっちゃうで~」と声がかかることが増えてきました。
すると、ふっと力が抜けて、気が楽になりました。変わって気がつきましたが、実際にやっている家事だけでなく、「あれを先にして、その間にこれをして」と、膨大なタスクを一人で抱え込み、段取りを考え、常に追われているような状況そのものが、ストレスだったみたいです。
今は少しずつですが、二人で分散しながら責任を持てているような感覚になってきたので、以前のような重苦しい気持ちはありません。やる家事の量が急激に減った、というわけではないのに不思議ですね(笑)。
オーバーに感じるかもしれませんが、人は「同じように考えてくれる仲間がいる、助けてくれる人がいる」、そう感じられるだけで、随分楽になれるようです。それが自分の夫や子どもなら、最高ですよね♪
孤独感や不公平感を感じていた週末の家事は、「週末家事シェア」を始めて夫と分け合ってやることで、絆を感じる瞬間に変わりつつあります。
でも、私がこの方法に至ったのは、夫婦で派手にもめた結果(笑)。ピンチはチャンス!「うちには無理」というところほど、一つでも一緒にできたら、きっとその変化を大きく感じられると思います。
家事シェアの参考になる記事をお探しなら、こちらをどうぞ:
・ 夫が、夫婦関係が変わった!去年試して良かったこと第1位は「週末家事シェア」
・ ワンオペ家事にサヨナラ! 『家事シェア』で夫が家事をやりやすくなるために気をつけたポイントとは?
・ 子どもは戦力!3歳児でもできる「ゆる家事シェア」で脱ワンオペ家事
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 都築クレア
ブログ : ライフオーガナイズ×ウェルビーイングで育てる夫婦・親子の絆と幸せ