“買いものカード”で買い忘れも悩む時間も解消!メモがめんどうな人でも続くラクちん買い物法

おはようございます。
ライフオーガナイザーで現役会社員でもある手塚千聡です。

日用品や食材の買い物、息抜きにもなるし嫌いじゃないのですが、“結構時間が取られる”家事だと思いませんか?

買い忘れや悩む時間をなくしたい!“買いものカード”で忘れず迷わないお買いもの

買うものを決めてスーパーを回っても、気づけば30分経っていたなんてことはざら。それでいて買い物をしないわけにはいかず、その頻度も高く、“エンドレスな家事”とも言えます。

ネットスーパーや献立サイトを利用したら時短になりましたが、まだスムーズにいかないことも。

ネットショッピングの注文後に「あれ買い忘れた!」ともう一度買い物画面に戻ったり、「何がなかったんだっけー?」と家じゅうぐるぐる見回ったり。もっとスムーズに買い物ができるといいなと長らく考えていました。

解決してくれたのは、以前からわが家で多用している手作りカード。
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今日はそんなカードを使った“買いものカード”についてご紹介します。

■“買いものカード”とは?どう使うの?

“買いものカード”は、「トイレットペーパー」「シャンプー」「食器用洗剤」など、1枚に1つのアイテムを書いたカードです。わが家ではキッチンカウンターのボックスに紙コップやマフィンカップを置いて、収納場所別にカードを分類しています。

買い忘れや悩む時間をなくしたい!“買いものカード”で忘れず迷わないお買いもの

日常的に買い出しが必要だなと気づいたタイミングで、カードを“買い出しカップ”に移動。次の買い物のタイミングでネットショッピングをする際は、カップをテーブルに持ってきて注文します。お店に買いに行くときには、カードを広げて写真を取ってから出かけています。

これまでは「××がないなぁ」と気づいても、時間が経つとすっかり忘れて「何買うんだっけ?」となりがちでした。メモをしてもそのメモをなくしたり、スマホのメモやアプリに記入するのはなんだかめんどくさく感じてしまうときも。

何も書かず入力もせず、カードを移すだけというのは、私や夫には楽ちんで苦にならないことでした。シンプルなカードは、買い忘れや買うものを考えたり迷ったりするという悩みをすっきり解決してくれたのです。

買い忘れや悩む時間をなくしたい!“買いものカード”で忘れず迷わないお買いもの

■“買いものカード”の作り方は?

カードの作り方そのものは、いたってシンプルです。いつも買うアイテムをどんどんカードに書いていくのみ。

わが家の場合は、いったいどのくらいのものがあるのかも把握したかったので、まずは 定期的に購入している日用品のリストアップから始めました。しまう場所や使う場所別に挙げていくと漏れがなくておすすめです。わが家の場合50件ほどのアイテムをリストアップできました。

つづいてパソコンで入力していきます。私は「エーワン」の「マルチカード 各種プリンタ兼用紙」という用紙を購入し、「エーワン」が運営する「ラベル屋さん」を使っています。カードに合わせてフォーマットが組まれていて、出力したい文字をどんどん入力するのみなので早くて楽ちんです。

入力できたら印刷し、あとはミシン目を山折り谷折りして、1枚ずつ手で切り離していくだけです。

小さなカードに文字を書くのは子どもたちに難しかったのですが、もう少し大きめのカードでもよければ、家族みんなで手書きにするのも楽しいし、カードにも味が出ていいですよね。

カードができたら、収納場所別に分類できるよう、赤・青・黄・緑のシールを貼って完成です。
わが家の場合は「赤」がキッチン、「青」が洗濯機上にしまっているもの、「黄」が洗面所、「緑」がトイレです。

買い忘れや悩む時間をなくしたい!“買いものカード”で忘れず迷わないお買いもの

■カードのメリット、デメリットは?

“買いものカード”でかなえたかったのは、買い忘れをなくし、買うものを迷うのをやめ、買い物に関する手間や時間を減らすこと。ただそれ以外にもいくつかメリットがありました。

メリットその1:買い物を頼みやすい

それは夫に買い物を頼むときに、内容を伝えるのがぐっと簡単になったこと。以前はメモに書いたり、LINEで送ったりしていましたが、カードを見てもらったり、写真に撮るだけで伝わります。子どもたちもそのうち参加できそうなほど簡単です。

買い忘れや悩む時間をなくしたい!“買いものカード”で忘れず迷わないお買いもの

メリットその2:持ちものの最適化が進む

もうひとつ、少しずつではありますが、持つものの最適化ができていることも、メリットのひとつです。

これまでも持ちものを定番化してきました。「シャンプーは『オクト薬用シャンプー』」「ティッシュは『スコッティ200組』」というように。そうすると買い物の際に、あれこれ迷う時間と手間がぐっと減らせるからです。

今回リストにすると、今まで以上に“見える化”が進み、用途がかぶるものや、なくても済むものが発見できました。リストを作るだけで、たいした不便もないまま、コスト削減がかなうのは嬉しい副産物でした。

デメリットその1:カード作りの手間がかかる

デメリットは、カードを作るのに一定の手間がかかること。物の量が多いと、リストアップだけで嫌になってしまうかもしれません。そんなときは一足飛びにカードづくりから始めても十分に用を足してくれるはず。

完璧にアイテムすべてを網羅しなくてもいいかもしれません。“毎週買っているもの”に絞ればまずは“毎週”の買い物が楽になります。わが家の場合はただいま44枚。まずは日用品だけですが、そのうち食品や子どもたちの学用品などにも広げていければと考えています。

デメリットその2:カードが探しにくい

もうひとつのデメリットは、カードが少々探しにくいこと。もう少しカード入れを大きくしたらいいのか、もう少し分類を細かくした方がいいのか、こちらも使いながら考えていきたいと思います。

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ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~会社員ワーママの、ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~

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