おはようございます。
ライフオーガナイザーの会田麻実子です。
片づけ収納ドットコム編集チームでは、読者の皆さんにより良い情報をお伝えするべく、月に1度の編集会議で翌月のテーマについて話し合っています。
先月の会議で盛り上がったのは、「炊飯器の選び方」。みんながいろいろと話し足りなそうにしていたので(たぶん)、有志を募って「炊飯に使っているもの」「選んだポイント」「使ってみた感想」を聞いてみました。前編では、炊飯器派メンバーをご紹介します。
目次
■夫にもご飯を炊いてほしいから、ハードルの低い炊飯器を選択
家事シェアや時間術の記事が好評なライター手塚が選んだのは、「象印」の「圧力IH炊飯ジャー (5.5合炊き) NP-SB10」(同モデルは廃番)です。
「もともと土鍋派でしたが、結婚したときに夫が『それならご飯を炊かない(炊けない)』宣言をしたので妥協しました。今の炊飯器を購入したのは、炊いたご飯を食べておいしかったからです。家電量販店で、たまたまいくつかの炊飯器で試食会をしていて試せました」。
実際に使ってみると、やはり味は土鍋の方が”よりおいしい”と感じるそう。けれど手塚家では、ご主人はごはんづくりの大きな戦力。お子さんたちにもいずれは参加してほしいと考えているそう。「しばらくは、家族にとってハードルの低い炊飯器を続けると思います。予約もできるし、玄米モードもあるし、おかゆもほうっておいてもできるし、炊飯器はその点も便利だと感じています」。
詳しくはこちらで:
・【脱ワンオペのヒント】土鍋ごはん好きが、炊飯器でごはんを炊く理由
取材協力・写真提供:手塚千聡
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■炊飯器でいろいろ作りたい!購入は店頭で見てから決めるに限る
編集チーム内でも特にシンプルな暮らしをしているライター森が選んだのは、「タイガー 」の「IH炊飯ジャー 炊きたて(5.5合炊き) JPE-B101-WM」です。
25年以上使っていた炊飯器が、ホットケーキや焼き芋程度しか作れないものだったので、水滴が垂れてくるようになったことを機に、「炊飯器でいろんなものを作りたい」とご主人に買い替えを交渉。「おかずからデザートまでさまざまなものが調理できるのはもちろんですが、時短(15分)少量早炊きと内釜洗米可能であることも決め手になりました」。
購入にあたって、大事だなと感じたのが、実際に店頭で商品を見て触ること。「毎回洗わないといけない内フタの構造や、内釜の重さも気になります。炊飯器購入は、店頭で見てからに限るな!と思っています」。
詳しくはこちらで:
・「IH? 圧力IH?」炊飯器を買い替えました。[象印JPE-B101]
取材協力・写真提供:森麻紀
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■内釜で洗米して、そのまま炊ける炊飯器が楽でいい
クローゼットオーガナイザーでもあるライター原田が使っているのは、「象印」の「圧力IH炊飯器 極め炊き NP-NY10」(同モデルは廃番)です。
実はライター原田は、炊飯器にはあまりこだわりがないのだそう。唯一の条件は、内釜で洗米ができること。「釜も機能もさまざまですが、私は“米は炊飯釜でダイレクトに洗って、そのまま炊けるのが楽でいい”と思っている派です。2〜3万円ぐらいで、圧力IH炊飯器の中から検討して決めました」。
内釜で洗米できるようになり、今は十分満足しています。けれど、長く使ううちに内釜のコーティングが少し剥がれてきてしまったそう。「今度買い換えるときは、さらに軽くてコーティングが剥がれにくいものを優先して探そうと思っています」。
取材協力・写真提供:原田ひろみ
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■ライフスタイルの変化を予想して、「2年使えるもの」を
心に寄り添う記事が好評なエディター秋山が使っているのは、「東芝」の「RC-10HH」です。当時、15,000円程度だったそう。
この炊飯器を購入した当時は、息子さんが一人暮らしを始めた時期。2年後には、さらに娘さんも一人暮らしを始め、ライフスタイルが大きく変化することがわかっていました。「米好き男子がいるときは、たくさんの量をおいしく炊けるものを選んでいましたが、娘と二人になったら少量でもおいしく炊ける“鍋”に移行したい。でも、ご飯を炊くのは娘のこともあるし、お弁当もあったので、娘のいる間はタイマーがあることを優先。”2年使える炊飯器“を選びました」。
実際の使い心地はというと、「安いし、こんなものかな」とそれなりに納得をしてはいるものの、この春には炊飯器は捨てる予定なのだそう。「ちょうど使い切った感じです。今は鍋とおひつ、もしくはおひつ代わりのお弁当箱を探しています」。
取材協力・写真提供:秋山陽子
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■こだわりはお米。炊飯器はそこそこのお値段で扱いやすいものに
もの選びへのこだわりが編集部ナンバー1のライター都築が選んだのは、「HITACHI」の「IH炊飯ジャー 黒厚鉄釜」です。
「昭和世代のためか高額の炊飯器にビビります」というライター都築。ですが、ご主人はお米が大好き。そこで、高い炊飯器にしたいかをご主人に確認すると、「米はどう食べたってうまい!」という結論に。当時2〜3万円だったこの炊飯器に決めました。「炊飯器はそこそこの価格で、扱いやすいものがいいと思っています。実は私のこだわりは、炊飯器より米自体に向いていて、米は”これ”というものを選んで決めています」。
一方で、気になっているのが炊飯器の置き場所。「引っ越して食器棚が備え付けに変わり、炊飯器を置く場所がなくなってコンロ横に出ている状態です。いまどきの見た目のいいもので、他の料理もできるものに変えようかどうしようか……、と悩んですでに1年経過中です」。
取材協力・写真提供:都築クレア
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■おいしいと噂のガス炊飯器。冷凍ご飯もおいしい
一級建築士でもあるライター和田が選んだのは、「リンナイ」の 「ガス炊飯器 こがまる(5合) RR-050FS」です。
「たまたまガスコンセントがキッチンにあったので、おいしいと噂のガス炊飯器を購入しました。スイッチ一つで、本当に炊くだけというシンプルなもの。値段は1万5千円くらい。タイマー付きは、値段が高い(5万円くらい)のでやめました」。
購入前に土鍋も検討したそうですが、三口コンロの一つが炊飯に取られるとコンロの取り合いになってしまうことも。「やはり炊飯器は別がいいと思っています」。
タイマーで予約ができないとなると気になるのが、お弁当のときの対処です。和田家では、普段から多めに炊いて冷凍しているそう。「熱いうちにパックすると良いと聞き、炊いて1時間以内にパックしています。レンチンするときは60度だとご飯が硬くなることがありますが、55度だとちょうどよく仕上がりますよ」。
取材協力・写真提供:和田さや子
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いかがでしたか?
同じように炊飯器を選んでいても、片づけのプロそれぞれに違う理由があるようです。後編では、”鍋派の炊飯事情”をご紹介します。お楽しみに!
後編はこちら
>>>【片づけのプロのもの選び】ご飯は何で炊いている?どうしてそれを選んだの?(後編・鍋派)
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ライフオーガナイザー会田麻実子
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