片づけのプロが片づけられなくなった?!大きく暮らしが変わる時期を乗り切る3つのポイント

おはようございます。
ライフオーガナイザーの梅野優子です。

昨年11月にカフェをオープンして大きく暮らしが変わったわたし。

片づけのプロが片づけられなくなった?!大きく暮らしが変わる時期を乗り切る3つのポイント

それに伴い、最初はモノも思考も散らかりがちになりました。

実は、暮らしが大きく変わるときに”一時的に片づけられなくなる状態“は、ライフオーガナイズでも専門用語があるほど、起こりがちなことです。

ただでさえ、慣れない新生活でストレスを感じやすくなっている時期に、そんな片づかない状態が続くと、集中力が低下したり、探し物をする時間が増えたりして、ますますストレスが増えそうですよね。

なるべくストレスを減らして穏やかな生活へ戻るために、今回わたしが意識した3つのポイントをご紹介します。

■ポイント1.【思考の整理】ストレスを明らかにし一つ一つ解決

“部屋の乱れは心の乱れ”という言葉もありますが、わたしの場合も、モノが散らかるときは、思考と時間の整理ができていないときがほとんどです。どうしても、目の前に見える“モノ”をどうにかしたい気持ちになりますが、急がば回れで、まずは思考と時間の整理を先にします。

片づけのプロが片づけられなくなった?!大きく暮らしが変わる時期を乗り切る3つのポイント

「時間ができたら……」と後回しになりがちな思考の整理は、先に日時を決めてしまいます。わたしの場合は、「その週のカフェ営業が終了した金曜日、家のことも終えた21時ごろから」と決めました。

・今、困っていることやストレスに感じていること
・どうなったら理想か?
・そのために、今できること、優先するべきことは?

といった内容で整理していきます。

たとえば、
・今、困っていることやストレスに感じていること
→疲れがとれず、身体がスムーズに動かない。作業効率が下がっていて仕事がたまっていく
・どうなったら理想か?
→フットワーク軽く動けたら、仕事も早く片づくし、モチベーションもあがりそう
・そのために、今できること、優先するべきことは?
→休養と体力アップ

休養に関しては、効率が悪い夜のパソコン作業をやめて早く寝ることにしました。その分、朝早く起きて作業することで、休養もとれ、作業効率もアップしました。

体力アップに関しては、自己流でのトレーニングは過去に挫折ばかりだったので、思いきってパーソナルトレーニングに通い始めることにしました。「こんなときに新しいことを始めるなんてますます時間がなくなりそう……」とも思いましたが、やってみると、週1回定期的に通うスケジュールは時間のメリハリもつき、体力もついてきたため、フットワーク軽く動けるようになり、かえって好循環となりました。

■ポイント2.【時間の整理】行動の“見える化”と“配置転換”

ついつい「時間がない!」と焦りがちなわたしには、“行動の見える化”が効果的でした。いろんなことを同時進行していると、うっかり忘れることが多発してしまいます。そんな“うっかり防止”とともに“人と共有できる”という点でも見える化は効果的です。
>>>夫を家事シェアに巻き込むにはファミリーカレンダーで家族の時間管理を。“妻の忙しさの見える化”が効果的

わたしが実践している“見える化”の一例をご紹介します。

いつもわたしが座るダイニングテーブルの席のすぐ横に書類や文具を収納している棚があるのですが、その中に「経理」「カフェ」「片づけサポート」「家庭」とカテゴリー別に書類を放りこめるファイルボックスが4つあります。

片づけのプロが片づけられなくなった?!大きく暮らしが変わる時期を乗り切る3つのポイント

そのファイルボックスの表にそれぞれのタスクを付箋で貼り付ける方法です。

片づけのプロが片づけられなくなった?!大きく暮らしが変わる時期を乗り切る3つのポイント

いつも目につく場所であることに加えて、ぱっと見て、どのカテゴリーのタスクが滞りがちなのかがわかるので、「今日は経理作業を片づけてしまおう」などと、その日の作業に取りかかりやすくなります。

また、ポイント1でご紹介した「夜のパソコン作業を朝に変える」という“行動の配置転換”をするだけでも、同じ作業がグンと効率的になることもあります。

■ポイント3.【モノの整理】ざっくり分ける&リセット時期を決める

新しい生活に慣れるまでは、時間的にも精神的にも余裕がない状態です。
そんな時期は、たとえば洗濯物をきちんと畳むことを手放してみたり、ポイポイ放り込めるカゴ収納にしてみたりと、思いきって、今までの片づけレベルを下げることも一案です。

でも、すべてがごちゃ混ぜになっていると、探し物が増えたりと逆に時間がとられ、ストレスの原因になってしまいます。そんなときは、散らかっているものをざっくり分類するボックスを用意。

片づけのプロが片づけられなくなった?!大きく暮らしが変わる時期を乗り切る3つのポイント

わが家の場合、散らかっているモノを観察してみると、「今は使わないけど必要なもの」や「判断に迷うもの」が多く放置されていることが多いです。今、必要なものだけ整理しておき、すぐに必要でないものはラベルをつけてざっくり分類しておき、いつ整理するのかを決めておくと、安心して放置することができます(笑)。

わたしの場合は、カフェ運営にも慣れてきて、なおかつ長女の受験と卒業式が終わった3月上旬頃が心身ともに落ち着きそうだと判断し、そのころにリセット日を設定しました。

新生活では慣れないことが多く、スムーズにできないことが増えるのは自然なこと。まずは「最低限、ここまでできればヨシ!」と自分の行動に対するハードルをグーンと下げてみることも、大切なポイントかもしれませんね。

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ライフオーガナイザー 梅野優子
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