“年少・年中・年長” 子どもの成長を楽しめる「幼稚園の作品ファイル」収納

おはようございます。
ライフオーガナイザーの森麻紀です。

3年分の幼稚園の作品や、連絡帳など、皆さんはどうしていますか? すぐ処分してしまうという方もいらっしゃると思いますが、私はできるだけ取っておきたい派です。さらに、娘の通う幼稚園では進級しても同じ作品をつくることが多いので、それらを見比べながら楽しみたい!と思っていました。

そんな思いでつくった、わが家の幼稚園の作品ファイルをご紹介します。

■作品を見比べることで成長がわかりやすい

作品ファイルとして使用しているのは、100円ショップ「セリア」で購入した「A3ポケット式ファイル」です。こちらの商品は残念ながら廃番になりましたが、同サイズで少し薄手のファイルは販売されているようです。

 “年少・年中・年長” 子どもの成長を楽しめる「幼稚園の作品ファイル」収納

娘が通っていた幼稚園では、学年ごとのカラーがあったので、その色で分けています。
(赤:年少、黄:年中、青:年長)

「年少さんではこれを作ったんだねー」
「上手に貼れるようになったね!」

そんな会話をしながら、親子で楽しく眺めています。ファイルを順番にめくるだけで、すぐに見比べられるので、娘自身も自分の成長を感じられやすいようです。

 “年少・年中・年長” 子どもの成長を楽しめる「幼稚園の作品ファイル」収納

左側の年少さんの方が、先生の手伝いが多く入っているため、年中さんより上手に見えてしまうのも懐かしい思い出です(笑)。

■立体的な作品は平面化してファイリング

立体的な作品は、ファイリングを諦めがちですが、不要な部分を切ったり、折りたたむことで平面の作品と同じように入れることができます。

たとえば、下の写真の左側の「手作り時計」は、ティッシュボックスを土台に作られたものでしたが、厚みのある後ろの部分を切り取り、平面にしました(カットしても、正面から見ると立体のときとまったく同じ)。右側の「こいのぼり」は、プラスチック製のポールと矢車部分から取り外して貼り付けたものです。

 “年少・年中・年長” 子どもの成長を楽しめる「幼稚園の作品ファイル」収納

七夕飾りも毎年恒例の作品。娘がほぼ携わっていない、ただ広げるだけで完成する既製品の飾りは処分して、それ以外を画用紙に貼っています。貼るだけなので、5分もかかりません。

 “年少・年中・年長” 子どもの成長を楽しめる「幼稚園の作品ファイル」収納

切り取り不可能な立体のものは、思いきって折りたたんで平らにしています(当時、本人に許可済)。たまに見返したときにこれを見つけると、広げてかぶったりしているので、問題なさそうです。

 “年少・年中・年長” 子どもの成長を楽しめる「幼稚園の作品ファイル」収納

大きくてファイルに入れられない作品は、一部だけ切り取って保管します。作品の全体像は子どもと一緒に写真を撮っておきます。

 “年少・年中・年長” 子どもの成長を楽しめる「幼稚園の作品ファイル」収納

作品と分けてしまいがちな連絡帳や名札なども一緒にファイリングすることで、思い出も多くなり、さらに見応えのあるファイルになっているように感じています。

連絡帳は身長・体重が載っているページを開いておくと、小学生になった今の自分と比べて「こんなに小さかったの?!」と身体面での成長も感じられるようです。

■幼稚園で注文しすぎた写真も一緒に貼る

行事のときの幼稚園販売の写真をついつい買い過ぎてしまう……ということはありませんか? 特に年少さんでは、私も買い過ぎてしまいました。そこで、アルバムだけでなく、この作品ファイルにも写真を入れることにしました。「フォトコーナー」を台紙として使っている画用紙に貼ることで、写真に跡もつかず、入れ替えも簡単です。

 “年少・年中・年長” 子どもの成長を楽しめる「幼稚園の作品ファイル」収納

プログラムや、お遊戯会などで使った被りものなども一緒に入れておくと、ひさしぶりに見ても、記憶がよみがえってくるのでオススメ。

■いつでも楽しめるように、子どもが取りだせる場所に保管する

作品ファイルは、娘のベッド下に収納しています。幼稚園の頃からよく見ていたせいか、小学5年生になった今でも気分転換に見ていることがあります。

すぐに取り出せる場所にあるおかげで、行事のときには(節分の日は鬼のおめん、こどもの日はこいのぼりの作品等)今でも現役で幼稚園時代の作品が活躍しています。

 “年少・年中・年長” 子どもの成長を楽しめる「幼稚園の作品ファイル」収納

ファイルを作り始めたのは、入園して1年後。1年間の作品の量がわかってからです。そのときはまだ、どの作品も新鮮ですべて取っておいていました。でも、入れすぎてしまうと重くてスムーズに見返せないので、見比べて楽しい作品だけを残すようになりました。

時間が経つと、「こんなのあった?」と、思い出せない作品もあるくらいなので、増えすぎたときは、以前のものを見返してみると、収納スペースもできるかもしれません。

気軽に見返せる作品ファイルで、親子の時間をますます充実させてみませんか?

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ライフオーガナイザー 森麻紀
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