おはようございます。
ライフオーガナイザーの東風平美穂です。
わが家の収納方法について、あらためて部屋を見まわしてみると、「家具や家電と壁とのすきまには、さまざまなものを収納している」ということに気づきました。すきまにものを収納するメリットと、どこにどんなものを、どんなふうに収納しているのか、わが家の4つの例をご紹介します。
■冷蔵庫横には、マグネットフックが相性ばつぐん
キッチンの冷蔵庫と壁との間には、20cmほどのすきまがあります。ここにメインで収納しているのは、コードレスの掃除機。強力なマグネットフック(超強力マグネットフック「タフピタ」)を使って、本体と充電アダプターをかけています。
なぜここに収納しているかというと、ほぼわが家の中心にあたる場所だから。ここからなら、どの部屋にも同じくらいの距離で行けるんです。さらにダイニングテーブルにも近い場所なので、食事の際に出るパンくずなどのゴミもさっと掃除できます。子どもも、自分で掃除機を取って使うことができています。
掃除機の次によく使うのが、踏み台。高いところのものを取るときや、子どもがお手伝いするときによく使います。すきまなら使うすぐそばにおけるのに、目立たないのがいい!踏み台の活用法については、こちらの記事をどうぞ。
>>>折りたたみ踏み台が4台もある家?! 安全な開き方をマスターしたら子どもの自主性がアップ!
冷蔵庫にはマグネットフックがつきますから、多用しています。缶やペットボトルなどの資源ごみをレジ袋に入れて保管していますが、奥のほうならあまり目立ちません。
■トイレ内の収納には、さっと使いたいものを
こちら側から見るとわかりませんが、トイレの薄型収納キャビネットの右側と壁との間にはもともと5cmほどのすきまがあります。
そこには粘着フックを取りつけて、ぞうきん代わりのタオルをかけています。子どもが手洗いの水をこぼしたりしたときに、さっと手に取れます。収納の中に入れてしまうと、取り出すのに時間がかかります。ここなら表からはほとんど見えないけれど、手をのばせばすぐに取れる位置です。これもすきまならではの利点です。
■リビング棚の横には、そこで使う掃除道具を
掃除が苦手なわたしは以前、素敵なほうきやはたきを購入しては、見せる収納でモチベーションアップを図ったことがありました。しかしながら、見るだけで満足しそのうち景色と化して、あまり使わなくなったという過去があります。
そんなほうきとはたきは、やっぱり使う場所のすぐそばがいい!
はたきは棚のもののほこり落とし、ほうきはベランダへの掃き出し窓のサッシに使うことが多いので、木製棚と壁とのすきまに収納することに変更しました。気づいたときにすぐさっと手に取れ、掃除の機会も増えました。
■運動グッズは、あえて見せてリマインド効果を
和室のチェストを置いている場所の壁にはコンセントがあり、アロマディフューザーのACアダプターをつけると、壁ぴったりにはチェストは置けません。10cmほどのすきまが発生します。
そこには、ストレッチポールを収納することにしました。だいたい同じくらいの大きさだと思っていたら、あまりにもぴったりフィットだったのでびっくり!
押入れなどの中に入れると、見えなくて忘れてしまいますが、これなら丸見えです。あえて見せることで「ストレッチやらなきゃ」と思い出させる効果を持たせているんです。
目立たないけれど、実は活用度が高いすきまという場所。それぞれのスペースが有効に活用できるといいですね。
「あえてこうしている」というアイデアはこちらにも:
・「面倒くさい」も考え方次第?! あえて手間をかけるからこそ生まれるメリット
・買うほどじゃない?モノだけど、あえて買うことで解決できた“3つの面倒”とは?
・片づけのプロが実践!「紙袋は収納に使えます!」あえてカインズの80円袋を買った理由
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ライフオーガナイザー 東風平美穂(こちんだみほ)
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