おはようございます。
ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーターの安尾香奈です。
自粛期間中におうち時間が増えるとともに食品の消費が増え、多めに買ったストックがキッチンまわりにあふれて、収納ストレスまで増えました。なかでも、かさばるお菓子は、キッチン収納にもぎゅうぎゅう詰め!
他の食品と混ざって在庫もわかりにくく、在庫があるのに買ってきてしまって食費もかさんだり、家族みんな、ついつい間食も増えました……。
キッチンまわりではスペースにも限界がある。そこで、思い切って、別の部屋にお菓子の収納を変更してみたのです。
夫の部屋の、仕事着を収納している「無印良品 スチールユニットシェルフ」の上を試してみたら、“食生活、家計、収納”の3つのスッキリが叶いました! わが家の事例をご紹介しますね。
■食生活がスッキリ!気軽に取れない収納で食べ過ぎ防止
以前は、キッチンのシンク下に収納していたため、子どもが勝手に出して食べ過ぎることがありましたが、この部屋に用事がなく近寄らないことや、手が届かない高さという理由で、子どもも大人も、お菓子を手に取る機会が減りました。
一度は、食器棚に収納してみたこともありましたが、子どもが椅子に登れば手が届くので、取ろうとして転倒しそうになったことも。いまの収納場所の棚の上は、椅子に登っても届かないので、「お菓子の時間だけ!」のルールも、守ってくれるようになりました。
私もつまみ食いがなくなり、体が軽くなったように感じています(笑)。食べ過ぎてしまうものは、手を伸ばさないと取れない場所に! 規則正しい食生活にはちょうどいいのかもしれません。
■家計がスッキリ!管理はラクに、買い過ぎ防止にも
お菓子のストックは、家にある収納用品を寄せ集めて、子ども用・大人用、大きさなどに、ざっくり分けて収納しています。
左から、「ニトリ Nインボックス タテハーフ」(大人のお菓子)、「セリア 整理収納仕切りケース フリーサイズ」(誰が食べても良いお菓子)、「無印良品 やわらかポリプロピレン ケース・小」(子どもの細かなお菓子)。
どんなお菓子が少なくなってきているのかが一目瞭然なので、買い足すものの見通しがたてやすく、管理がラクに。「なんとなく買っておこうか」のムダ買いが減り、計画的に買い物ができて、結果的に家計の節約にもつながり、喜んでいます!
小さなお菓子を入れるのには、子どもの作品が大活躍!細かいお菓子は、浅い収納用品がおすすめです。大袋のなかの個包装が減ってきたら、小さなお菓子のところに収納しています。
収納用品は新たに買わず、軽くて浅い収納用品を引っ張り出してきて、高い場所ならではの、安全にも配慮してみました。収納用品もモノ。いろいろ家にあるもので試してから、購入は慎重にと、ものが増えすぎないように、日頃から気をつけています。
■収納がスッキリ!キッチン収納にゆとりができた
お菓子のストックの収納場所を分散したおかげで、全体的に増えがちな食品、レトルトや乾物、調味料のストックなどを、ゆとりをもって収納できるようになりました。
食器棚や、キッチン収納の他の部分にまで押し寄せていた食品も、スッキリしました。
これからも、家の中の物量や収納場所を調整して、おうち時間をゆったりと過ごせるようにしていきたいです。
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心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーター 安尾香奈
HP: ニコズストーリー