【大量の物の収納】30kgのお米の収納について考えてみました

おはようございます。
ライフオーガナイザーの水谷のぶこです。

世の中は、“シンプルな暮らし”や“ものを持たない暮らし”が注目されていて、私もそのような暮らしに憧れはあります。ですが、わが家はお寺なので、たくさん持っておいたほうがよいものがあったり、地方の田舎暮らしで、必要なものがすぐには買いに行けない。または近くの店には置いていないなど、都会の暮らしのように、簡単に手に入らない場合もあります。そのため、ものによっては、必要なときのために、余分に買ったり、大量にストックしています。

そんなわが家が、大量に持っているものの収納についてもご紹介していけたらと考えています。今回は、以前から気になっていた、30㎏のお米の保管や収納について、友人・知り合いに聞いた話もまじえて、わが家の保管・収納方法と、見直したことをご紹介します。

【大量の物の収納】30kgのお米の収納について考えてみました

■3世帯・1年分の玄米を一括購入。その保存場所と方法は?

私が暮らしている地域では、お米は30㎏の袋単位で購入することが一般的です。5㎏、10㎏のお米を容器や冷蔵庫に収納する方法は、ときどきネットやブログで見たことがありますが、いつも30㎏のお米の保管・収納事情について気になっていました。

わが家は、お米をつくっている農家の親戚から、30㎏入りの袋で、1年分を、玄米で買っています。これまでは、わが家(4人家族)、隣に暮らす両親、県外に暮らす妹一家(4人家族)の、3世帯が1年間食べるための量を買っていました。県外の妹一家には、こちらで精米し、保存容器に入れて、宅配便で送っていました。

30㎏入りを15袋ほどで、年によっては足りなくなり、追加購入したこともあります。これらの玄米は、外の物置き小屋に設置している、お米専用の冷蔵庫2台に、袋のままで保管しています。

【大量の物の収納】30kgのお米の収納について考えてみました

中はこのようになっています。

【大量の物の収納】30kgのお米の収納について考えてみました

以前は2台の冷蔵庫でもいっぱいになるほどでしたが、現在は、妹家族が共働きになって無洗米を自分たちで買うようになり、玄米で買う量が減ったので、冷蔵庫にも余裕ができています。

そして、使う分だけを、お米専用冷蔵庫から、キッチンの米びつ(マッキンリーの「ライスストッカー RF712M」、容量12kgタイプ)に、玄米のまま移しています。そして、その都度、精米機で白米にしてから炊いています。

キッチンの米びつは、冷蔵庫横の、冷蔵庫と壁との隙間に置いています。

【大量の物の収納】30kgのお米の収納について考えてみました

隙間にピッタリ収まっているのと、冷蔵庫と同じ色なのが、気に入っています。

■大量のお米の保管、ほかの家庭ではどうしてる?

大量のお米を物置小屋に一括で保管・収納しているので、少し困っていることがあります。それは、キッチンの米びつのお米がなくなったら、外の物置きから米袋を持ってきて入れて、また戻すという手間がかかることです。

30㎏の米袋は私ひとりでは持てません。家族の誰かに協力をお願いするか、ひとりでも運べる夫にお願いしないといけないことや、なくなる度に物置きとキッチンを往復することに、少し不便を感じています。

そこで、不便を解消する方法はないかと思い、数人の友人や知り合いに聞いてみました。

わが家と同じやり方もあれば、「専用の冷蔵庫がないので、倉庫や涼しい場所に保管しておいて、必要な分を煎餅などが入っていた空き缶や、保存容器(下の写真)に入れている」「キッチンに30㎏の袋のままで、袋の中に防虫用の薬品を入れて置いている」などの話を聞きました。また、「袋のままで置いているのが見た目にはあまり気に入っていない。本当は冷蔵庫に入れたいけど入らない」などの話も出てきました。

【大量の物の収納】30kgのお米の収納について考えてみました

■わが家が参考にした収納アイデアは?

友人たちも、見直したいことがあるのだなと思った私は、ネットで「30㎏のお米の収納」で検索もしてみました。すると、

・30㎏の米袋をおしゃれな麻袋に入れ替える。
・2㎏ずつビニール袋に小分けにしてから、100均のペーパーストックバッグに入れる。
・お洒落な大きなゴミ箱に米袋ごと入れる

などのアイデアを見つけました。30㎏入る米びつがあることもわかりました。

ですが、米びつを替えるつもりはないし、小分けにしたり、入れ替えるのは、私にはちょっと面倒に思ってしまいます。

いろいろ検討した結果、わが家は、以前お邪魔したことのあるお家で見た、布製のランドリーバスケットに袋ごと入れておく方法を参考にすることにしました。

【大量の物の収納】30kgのお米の収納について考えてみました

物置きの冷蔵庫から、1袋だけをキッチン横の納戸へ。そこにランドリーバスケットに入れて置いてみて、米びつに移すことにしました。

この方法にすれば、夫にお願いする回数や、物置きと往復する回数が減り、納戸と米びつの距離が近いので、米びつへの入れ替えが楽になります。

【大量の物の収納】30kgのお米の収納について考えてみました

それなら、米びつを使わなくてもいいのでは?と思われるかもしれませんが、自動計量式の米びつは、計量の手間がかからないので、わが家には必需品です。

大量のものがあっても、快適に暮らす仕組みをこれからも考えていきたいです。

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ライフオーガナイザー 水谷のぶこ
ブログ:寺嫁のんさんの笑顔になるお片づけと爽快らいふ術

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