おはようございます。
ライフオーガナイザーの南方佐知子です。
わが家には、手放せない思い出の品がいろいろあります。家の中でただ眠らせておくだけではもったいないと思い、生活の中で再利用しています。愛おしい思い出を毎日目にすることができる、簡単な5つの方法を紹介します。
目次
■懐かしい木のおもちゃは、ディフューザーに
子どもたちが赤ちゃんの頃に遊んでいた木のおもちゃは、とっても可愛く温かみがあるので、なかなか手放すことができません。そこで、手元に残した最小限の木のおもちゃにアロマオイルを垂らして、ディフューザーとして再利用することにしました。
ほんのりとオイルの香りが部屋に漂って、気分がりフレッシュされます。好きな場所に置くと、インテリアとしても楽しめます。もともと気に入っているものなので、見える場所にあるとそれだけで嬉しくなります。
息子がよく遊んでいたおもちゃは、学習机に置いています。息子の好きな香りや、集中力を高める香りなどを垂らしています。息子にイライラしたときでも、このおもちゃを見るとほんの少しだけ気分が安らぎます(笑)
■思いでいっぱいのハンカチは、お手拭きに
幼い頃の娘は、名前を書くタグが付いているタオルハンカチが無いと、眠ることができなかったので、必ず予備が何枚もありました。出先で落とすことも多々あり、何度この小さなハンカチに振り回されたことでしょう。わが家の思い出を語るのに、欠かすことのできない存在です。
1枚は思い出として残し、残りは食事の時に使う“お手拭き”として再利用しています。それまでは、手が汚れたときに使うのはティッシュでしたが、ハンカチを使うことになってから、ティッシュを使う頻度が減りました!
使い勝手がよさそうなので、私と息子も古くなったハンカチや好みでないハンカチを、お手拭きとして使うようになりました。ますます1個のボックスティッシュが長持ちするようになり、経済的でもあります。
■気に入った絵はがきは、本のしおりに
旅先や美術館などで購入したり、いただいた絵はがきは、とても美しく思い入れがあります。種類が多くお手頃価格なので、ついつい購入してしまうので増えるばかりです。
普段は箱の中に入れて収めていますが、「収めっぱなしではもったいない、ときどき眺めたい」と思い、数枚を選んで、本のしおりとして使っています。文庫本のサイズでもピッタリ収まります。
絵はがきは、厚手の紙で作られているので、丈夫で目立ち、とても便利です。気に入った絵はがきが、本を開いた瞬間に目に入ってくるのも、幸せな気持ちになります。本の内容や気分によって絵はがきを選ぶのも楽しいです。
■赤ちゃんの必需品のガーゼは、私のスキンケアの必需品に
娘が乳幼児のときに使っていたガーゼは、私が1枚1枚刺繍したものなので、使わなくなってからもずっと手放すことができませんでした。
ですが、今では私の洗顔後の顔を拭くガーゼとして大活躍しています。スキンケアの中では、なるべく肌に刺激を与えないように気をつけているので、ガーゼは優しく拭くことができて大満足しています。
■お土産の袋を、レジャーシート入れに
旅先で購入したお土産が入っていた袋は、デザインがオシャレでなかなか捨てられず、家に溜まりがちなアイテムです。傷んでいない袋は、誰かにものを渡すときの袋として使ったりしますが、お気に入りの袋は手元に残したい!と思います。
そこで、わが家では、気に入った袋をレジャーシートを入れる袋として再利用しています。
袋自体を使うことができるので、私も子どもたちも、自分の思い入れのある袋を選んで、レジャーシートを入れています。みんな違う袋を選んでいるので、だれのレジャーシートなのかすくにわかります。いつでもさっと持ち出せるように、玄関近くに置いてあるエコバックを入れている”外出用ボックス”に一緒に入れています。
手放せない小さな思い出を再利用することができたら、気持ちもほっと落ち着きました。思い出を目にする機会が増えるので、ときどき子どもたちとも懐かしい話ができます。そして何より、愛おしいものを目にすることができて幸せです。
思い出を生活の中に活かす記事はこちらも参考に:
・もう置き場所に悩まない! 大切な人との思い出のものを“リメイクして使う”という選択
・大事な思い出は「飾る」だけでなく、「使う」
・残したいけど片づかない! 子どもの絵や工作の収納“3つのお困りごと”の解決策
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ライフオーガナイザー 南方佐知子
ブログ : 古くても狭くても一緒に見つける家ごこち