おはようございます。
ライフオーガナイザーの手塚千聡です。
子どもたちが小2、年長になり、家族4人が“川の字”で寝るのに限界を感じるように。書斎として使っていた5畳の部屋を子ども部屋にすることにしました。
■子ども部屋で何をしたい?
5畳に置ける家具は限られています。そこで、この部屋で何をしたいか、優先順位を決めました。
まず「寝る」スペース、そして衣類や本、学用品などの収納スペースを作ることにしました。学習スペースはリビングにありますが、子どもたちから「子ども部屋にも机がほしい」とリクエストがありました。
作らないと決めたのは、おもちゃで遊んだり、おもちゃを収納するスペース。広いスペースがいるので、従来どおりリビングを使うことにしました。
部屋で何をするかが決まると、どんな家具やものが必要か見えてきました。
■布団VSベッド、二段ベッドを選んだ理由
どう寝るかは、「布団」「ベッド2台」「二段ベッド」「親子ベッド」の4つの選択肢を考えました。
最終的に選んだのは「二段ベッド」。でも当初は、狭い部屋に大きな家具を置くのに抵抗があり、消去法で考えました。
「布団」と「ベッド2台」は、実際に試したら“寝るだけの部屋”の印象に。
「布団」は、日中スペースが生まれます。ただ裏を返せば、そのスペースは空けておかなければなりません。平日の日中は学校で、遊ぶのはリビングなのに、スペースを空けるために毎日布団を上げ下げするのは、面倒に感じました。
下段を引き出して使う「親子ベッド」は、しまうと省スペースですが、まめに出し入れするのが面倒になりそうでした。しまわなければ「ベッド2台」同様、部屋を埋めてしまうことに。
いちばん“手間をかけず、スペースを有効活用できる”のが「二段ベッド」と思えました。
■コンパクトVS大きめ二段ベッド、大きめがよかった理由
二段ベッドは高さがある分、安全性も大事だし、サイズも気になります。一般的には長さ200cmを超えますが、狭い部屋向けの190cm以下のものもあり、最後まで悩みました。
結局選んだのは、「マルトク家具」の「ラキッズ フラット」という大きめのもの。コンパクトなものは、息子の身長次第で長く使えなさそうでやめました。
使ってみると、大きめを選んでよかった理由はほかにもありました。
・パーソナルスペースができた!
わが家の個室は2つです。子どもに個室は難しくても、一人になれる空間が作れたらと考えていました。大きめベッドだと、本を読んだりくつろいだり、そんなスペースが生まれました。
・大人も使えた!
まだ独り寝が嫌な娘には、添い寝ができます。息子が寝込んだときは、私が娘のベッドに寝ることにし、娘への感染予防ができました。“誰もが使える”のは、コンパクトな住まいに便利です。
・収納スペースが増えた!
ベッド下の引き出しは、衣類がたっぷりしまえ、別に家具を置かずにすみます。ベッドが頑丈なので、フックをつけて重いランドセルの収納にも使えています。
・他の空間も有効活用できた!
「IKEA」の本棚「ビリー」の脇にベッドを置き、ベッドをはしご代わりに使っています。高い棚にアクセスでき、収納の有効スペースが増えました。
後編では「IKEA」のビリーを使った、コンパクトで収納たっぷりのデスクづくりについてご紹介します。
後編はこちら
>>>【5畳の子ども部屋づくり・後編】IKEA「ビリー」と「ニトリ」のコンソールで、収納たっぷりの学習スペースを実現!
子ども部屋づくりに関するおすすめ記事は:
・IKEAの折りたたみ式ジムマットでクローゼットが大変身!子どもが喜ぶ秘密基地風ベッドの作り方
・子ども部屋大改造のその後。部屋づくりに役立った「無印良品」の家具3つ
・ベッドはどうする? 3人でシェアする子ども部屋
あなたは生み出された時間で何をしますか?
何をしたいですか?
心地いい暮らしづくりに役立てれば嬉しいです。
ライフオーガナイザー 手塚千聡
ブログ : 不機嫌にならない暮らし~ラクしてシェアして、時間を生み出す暮らし術~