おはようございます。
ライフオーガナイザー/メンタルオーガナイザーの梅野優子です。
食事づくりに、掃除、洗濯と毎日、延々と繰り返される家事。どうしてもやる気が起きない……という日、ありませんか? そんなときに、“やる気スイッチ”を入れてくれる何かがあるといいですよね。
わたしの場合は、“取りかかりのハードルを下げるアイテム”を利用して、やる気スイッチを入れる方法がうまくいっています。そんなお役立ち実例とお気に入りアイテムをご紹介します。
■めんどうな食事づくり→エプロンでやる気スイッチをオン!
「家族にはバランスのいい手作りの食事を食べさせて、いつも健康でいてもらいたい」というのは、多くの母親が願っていることではないでしょうか? わたしもその1人です。そう願っていながらも、実際は、忙しい日が続いて疲れていたりすると、「ごはんつくりたくないなあ……」なんて思ってしまう日もよくあります。
そんなときに、わたしのやる気スイッチを入れてくれるのが“エプロン”です。お気に入りのエプロンたちをキッチンの一角にスタンバイさせています。
エプロンはネットで見つけたリーノ・エ・リーナのものや、南海通商のものや、友人が働く雑貨屋で購入したもの、作家の友人にオーダーしたもの、とさまざまですが、どれも、気に入っていて、「今日はどのエプロンにしようかな?」と選ぶこと自体が楽しいので、重い腰を上げる最初のハードルを下げ、取りかかりやすくなるキッカケになっています。
そして、制服効果というのでしょうか、エプロンを着けると、なんだか“できるお母さん”な気分になって、テキパキと動けるのです。「身体を動かすことでやる気もアップする」ということは、メンタルオーガナイズでもいわれていることですが、実際に、テキパキと動いているうちにやる気もだんだんアップしてくる好循環が生まれています。
■提出書類の処理→ワンアクションのペン立てでやる気スイッチをオン!
毎日家に持ち込まれる書類の整理は、後回しにしがちなことのひとつ。特に、提出書類はすぐやればいいのに、ついつい、「あとでやろう……」となってしまいます。
「なぜ後回しになってしまうのかな?」と考えたとき、わたしの場合は“ペンを出してくる”という過程がハードルになっていることに気づきました。そこで、ダイニングテーブルの上にペンを出しっぱなしにするべく、ペン立てとして「無印良品」の白磁歯ブラシスタンドを導入しました。
1本しか立てられないので、TSUTAYAオリジナル文具のHEDERAスリム多機能ペンも導入。
この2つのアイテムのおかげで、書類記入へのハードルが下がり、後回しにすることがグンと減りました。そして、ダイニングテーブルの上に出しっぱなしでも、ゴチャっとした感じがしないところも気に入っています。
■トイレの床拭き→モップスリッパでやる気スイッチをオン!
トイレの床掃除は、かがんで拭いて…と、けっこうなストレスを感じる家事のひとつ。床は飛び散り汚れがほとんどなので、汚すのは男子チームです。
「汚したら拭いてね」なんて言ってみたところで、忘れんぼうな彼らには届きません……。だったら、「わたしの掃除ストレスを軽くする方法はないかな?」と考えることにしました。
そんなときに見つけたおしゃれなレザー風スリッパ。
裏にはマジックテープで取り外しができるモップがついています。
スプレーを床にシュシュっと吹きかけて、スリッパモップでかがまずにささっと拭くことができるので、気になるたびに手軽に掃除をすることができ、重宝しています。
モップは、毎日お風呂に入るついでに洗って干しています。朝には乾いてまたすぐ使えるので、スペアも持たず、管理ストレスもありません。
どうしてもやる気が起きないとき、気合いでやる気を入れるのは難しいですよね。そんなとき、“取りかかりのハードルを下げる”ためのアイテムが、やる気スイッチを入れるキッカケになるかもしれません。
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ライフオーガナイザー 梅野優子
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