オープンタイプのシュークローゼットは、季節の衣替えをするとより使いやすくなる

おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。

間取りの打ち合わせをする際に、根強い人気があると感じるのがシュークローゼット。家に持ち込みたくないモノや、身支度に必要なモノなど、たくさん収納できると便利なので、ウォークインのシュークローゼットが一番人気です。

ですが、わが家の間取りでは、広い面積が確保できませんでした。そこで、より省スペースな壁付けのシュークローゼットにすることにしました。

オープンタイプのシュークローゼットは、季節の衣替えをするとより使いやすくなる

扉の開け閉めがストレスになりそうだったので、扉無しのオープンタイプです。

■見せる収納は見えるモノの量をコントロールする

“見せる収納”にするため、素材選びにはこだわり、ウッドワンの「無垢の木の収納」シリーズを選びました。オークの棚板と、ブラックの可動棚レールの組み合わせです。

オープンタイプのシュークローゼットは、季節の衣替えをするとより使いやすくなる

向かって左は、幅90cmの可動棚2段とハンガーパイプが1本。
向かって右は、幅75cmの可動棚6段です。

75cmの棚は、家族が一人1段ずつ使うことにしました。日ごろ使うものは、棚の上に直置きします。あまり使わないものは、箱に入れて上の棚に重ねておくことにしました。

すべての靴が丸見えだと、ゴチャゴチャ感が否めません。見える量をコントロールすることで、モノが多いストレスを減らすことができます。

オープンタイプのシュークローゼットは、季節の衣替えをするとより使いやすくなる

いざ、お客さんが来るときは、ロールスクリーンを下げて隠してしまえば大丈夫!

オープンタイプのシュークローゼットは、季節の衣替えをするとより使いやすくなる

■夏の必需品、帽子の定位置を特等席に

90cm幅のハンガーパイプは、季節によって下げるものを変えます。

夏の間は、子どもたちが毎日かぶっていく帽子を、帽子ハンガーにひっかけておきました。

オープンタイプのシュークローゼットは、季節の衣替えをするとより使いやすくなる

幅が90cmあるので、毎日使う帽子だけでなく、お出かけ用の帽子もかけられます。「忘れてた!」と部屋に取りに帰る必要がなくなったので、便利になりました。

■冬は家族分のコートと冬小物の置き場所が最優先課題

棚の幅より、ハンガーパイプの幅を優先して広くしたのは、冬のコートかけスペースを重要視したからです。

オープンタイプのシュークローゼットは、季節の衣替えをするとより使いやすくなる

まだ子どもが小さいので、1人3着ずつかけることができます。大きくなっても、2着ずつくらいなら下げられそうです。

さらに、下の棚にはフタ付きのカゴを用意して、家族共有の冬小物入れとしました。

オープンタイプのシュークローゼットは、季節の衣替えをするとより使いやすくなる

家に持ち込むと失くしてしまいがちが手袋も、ポンと入れるだけの簡単収納。私のストールも、くるくる丸めてここに入っています。いざ外に出てみたら寒かったので、ストールが追加で欲しい!なんてときも、すぐに取り出せるようになりました。

必要なものに合わせて、高さを変えたり、配置を変えたりしながら、快適なシュークローゼットをキープしていけそうです。

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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
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