おはようございます。
ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーターの安尾香奈です。
ハーブティーにハマった夫が、どんどんストックを増やし続けて、キッチン収納が使いづらくなる問題が発生。収納する量や場所の変更、使いやすさや買い物の仕方の改善など、ティーバッグ収納の仕組みを見直しました。
キッチンも夫婦仲も快適になった、3つのルールをご紹介します。
■ルール①量を決める!お気に入りは一人3種類までOK
おうち時間が増え、寒い季節も相まって、インスタントの飲み物が急増しました。夫婦二人で飲むといっても、消費スピードは頻繁に買い足すほどではなく……。ストックもあるのに、夫は毎週買ってくる!他の食品も収まらなくなってきて、ホッとするお茶タイムのはずが、増やし続ける夫と、パンパンな収納にイライラする悩みが勃発しました。
困っている事実について夫に伝え、見直しとルール決めをすることにしました。こんなにあっても飲みきれないから、お互いにお気に入りを3種類だけ持つことに決め、全体の量減らすことから始めました。
よく見てみると、大きな箱に少量しか入っていなかったり、まさかの空箱もあり……。
シンク下の引き出しに余裕ができ、他の食品がゆったりと入ってスッキリしました。
■ルール②ストックも1カ所に集中させて収納管理
見直し前は、シンク下と吊戸棚の2カ所に収納していて、定位置から溢れていました。
吊り戸棚は手が届きにくいため、毎日ここから取ることはとても負担で、とりあえずで突っ込んだ箱が落ちてくるほど、入りきらなくなっていました。そこで、食器棚に入っていた、滅多に使わないグッズを吊り戸棚に移動。
手の届きやすい食器棚の(写真下段のみ)1カ所に集中して管理することで、使いやすく、把握しやすくなりました。
ストックも含め、ここに入るだけと全体量を決めたことで、量も管理できるようになっています。
■ルール③お気に入りのひとつが欠品したら次を買う
見直しの際、「なぜストックがあるのに買ってくるのか?」と夫に理由を尋ねたところ、ストックがあるかどうかよりも、買い物に行ったら何となく買うという習慣になっていたことがわかりました。
一人3種類までOKというルールから、買い物をするタイミングは「1種類欠品したら買う」を共有し、無駄買いも減りました。毎日消費していても、1種類欠品しても、お気に入りは2種類残っているから、急いで買わなくても十分ということにも気づきました。
今はこんなにストックがあるので、しばらく安心です!
■収納グッズは商品の箱活用が便利
お気に入りの飲み物も、商品が変わると、サイズや量も変わります。収納グッズを使わないほうが融通がきくことも。商品の箱を仕切り代わりとして活用し、ボックス内の使い勝手が良くなりました。
個包装でないものは、ジップロックに銘柄名がわかる箱の一部と一緒に収納したら、省スペースなうえに、残量もわかりやすくなりました。ほこりも気になりません。
見直しをしてからは、夫からも「取りやすく、わかりやすくなった!」と好評で、二重買いになることがなくなりました。収納にも気持ちにも余裕がうまれたおかげで、今までより一層、リラックスしたお茶タイムを楽しめるようになりました。
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ライフオーガナイザー/インテリアコーディネーター 安尾香奈
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