おはようございます。
ライフオーガナイザー/一級建築士の和田さや子です。
わが家には2人の子どもがいます。一人はこの春、小学1年生になる男の子。もう一人は、春から5年生になる女の子です。
今までリビング学習主体でやってきましたが、春を目前に学習環境の大幅な見直しをしました。
■うまく機能しなくなってしまったリビング学習
今まで、セカンドリビングに学習机2つ並べるスタイルをとっていました。
>>>【実録】家づくり&片づけのプロが自宅を建てる ~家族の我慢を減らすセカンドリビング
下の子が小学生にあがってからも、このまま使い続けられると思っていたのですが、問題点が出てきてしまいました。
大きな理由は、上の子が塾に通い始めて、家で勉強をする量がグンと増えたことです。上の子が勉強する様子を見ていて、2つのシチュエーションがあることに気づきました。
・集中して勉強したいとき……セカンドリビングだと気が散る
・親と勉強したいとき……1階のダイニングテーブルでする
そのときの勉強の内容によって、勉強する場所を変えるのですが、そのどちらにもセカンドリビングが適していなかったのです。
■学習机を子ども部屋に移動して集中できる環境づくりを
そこで、セカンドリビングの隣にある子ども部屋に、学習机を移動することにしました。
子ども部屋は、今のところ二人一部屋として使っているのですが、中央に間仕切りにカーテンを下げて少しだけ個室感を出しました。一人きりはさみしいけど、周りが見えすぎるのも気になる、そんな上の子のためのアイデアです。
下の子の学習机も、同様に子ども部屋に置くことにしました。
当分は勉強する場所として使わないかもしれません。ですが、上の子への憧れが強いので、下の子にとっては、同じように「自分の机がある」ということが大切。ときどき、ここに座って遊んでいます。
いずれは子ども部屋に移動できるよう、コンパクトな「無印良品」のパイン材デスク を用意しておいたのも大正解でした。そんなに広くない子ども部屋ですが、思ったほど狭くならずに子どもにも評判上々です。
■ファミリーライブラリーは成長にあわせて多目的に使えます
机がなくなったセカンドリビングは、広々と使いやすくなりました。
ファミリーライブラリーとして使っている本棚も、上から下まで有効利用することができるようになりました。
勉強に必要なテキストやノートは、1階で勉強するときにも取りに来やすいよう、あえて子ども部屋ではなく本棚に並べてあります。
また下の子のおもちゃも、子ども部屋から出して、本棚に並べました。遊びやすくなった上に、1階からの距離も短くなったので、片づけがスムーズです。
学習机はどの部屋に置くか、どんな頻度で使うかは、子の性格や勉強する量によって違います。“絶対ココ!”と決めるより、成長に合わせて柔軟に対応できるのが大切、と改めて思いました。
“学習机”買うかどうか迷ったらこちらも参考に:
・予算1人1万円!IKEAの“テーブルトップ+脚“で子ども2人分の学習机を用意する
・小学校入学準備前に考えたい学習机選び “無用の長物”にしないためには?
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ライフオーガナイザー/一級建築士 和田さや子
ブログ : 理想の家を見つける旅